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2009年5月

Etreintes brisées

19085843 スペインの Pedro Almodovar   ペドロ・アルモドバル 監督の新作  Los abrazos rotos フランスでのタイトルは Etreintes brisées 「壊れた抱擁」という意味みたいです。

今年のカンヌ映画祭コンペティション部門に出品されていた作品で、実は先週の日曜日(まだカンヌの結果が分かる前)に見てきました。

前作「ボルベール」と同様、ペネロペ・クルスが主演で、彼女の魅力につきる映画でした。彼女自身は映画の3分の2くらいしか出ていなような気がしますが・・・ペネロペの表情とかしぐさから目が離せない。ストーリーはドラマチックだけどよくある話し、というか、もしかしたら・・・純愛もの?そんな感じでした・・・ただ、やっぱり細かい所が私はわからなかったので、ラストとか??な部分もあって、DVDでじっくり見たい。

私はそんなにアルモドバル監督の映画を見ているわけではありませんが、監督の色彩感覚、画面のなかにいろんな色が混じっているのだけどそれがぴったりとおさまっているところとか、ひとつひとつのシーンが絵画を見ているように美しかったり、女性の撮り方がすてきだったり(今回もペネロペ・クルス以外にも主役のマテオにかかわってくる女性も印象的でした)、映画ってストーリーもそうだけど、視覚的なものでもあるんだなあと。

スマイルBEST ボルベール<帰郷> スタンダード・エディション [DVD] ペネロペ・クルスの役どころとしては、「ボルベール」の時の母親とか、「それでも恋するバルセロナ」のあの印象的な役の方が私は好きですが、今回の映画の中で映画を撮るシーンがあって、そのシーンのペネロペとかがいつもとちょっと違う感じで、そのシーンの写真などを目にする度に、フォトジェニックだな・・・と思います。

Claqueta_penelope_mini Mv5bmtkzodmxntu5ml5bml5banbnxkftztc映画のHPはこちら                                           

ベルシー公園のバラ

Dscf1253 今週は先週よりまだ楽な週だと思っていたらそうでもない感じ。がっくり。今日なんて、朝からパタパタしていたような・・・予約とか入っていて、なんか時間に追われていた。お昼頃には、もう疲れていました。ひさしぶりに今日はぐったりです。(この疲れの原因は湿気があると、地下の私たちの仕事場はとても暑くなるのですが、今日はその暑さにもやられました・・・)こんなに疲れると、何かする気にもなれないので、帰って来て部屋でまったり。ああ、映画見に行きたいなあ。

ところで、昨日ちょっと食料品の買い物に、家から自転車でDscf1258 15分くらいの(郊外にある)大きなスーパー・カルフールに行ったのですが、セルフレジを発見したので私も使ってみました。カードだけかと思えば、現金も使えるのにはびっくり。すいているし、並ばなくてもいいし、お金を払う時に急いだりといった、ストレスもなくていいなあ。フランスにも合理化の波が・・・と思ったけど、(日本でもそうなように)やっぱりセルフレジでも係りの人がついていないといけないみたい。

Dscf1257 近所のベルシー公園にばらが咲いている一角を発見しました。5分咲きくらい?ブローニュの森のばらがきれいだというバカデル公園も、きっと見ごろだと思えるので行きたいです。ついでに、ローランギャロスもおがんで来たい。

Anges et dèmons

Mini_film4920 Anges et démons 天使と悪魔 監督 ロン・ハワード

前作のダヴィンチ・コードもフランスで見たのですが、その時は原作を読んでいたので話がわかったので、今回は無理かな・・(英語でフランス語字幕)と思いつつ、見に行ってみたら、とってもおもしろかった

いろいろ学習して、あらすじをチェックしていったのも良かったのかもしれませんが、なんとなく字幕が読み取れる!くらいでもぐいぐいと引き込ませる、スピーディさ!どうなるんだろう・・とドキドキさせられる展開(原作読んでいないので)!・・などで、前半のなぞ解き部分は確かに言葉がわからなくて、ちょっとウトウトしてしまったのですが、後半はもう、目が離せなくて、2時間以上の作品だったけどあっというまに終わってしまった。見終わった時は、ひさしぶりに映画のエンターテイメント性を感じました。スクリーンが大きくて、音響も良くて、たぶんカメラのアングルとかも良かったから、自分もその場にいる一体感みたいなのもちょっとありました。(車でローマの街を走るシーンとか)この作品は映画館で見るのがお勧めです。

映画の舞台のローマに行きたくなりました。(その時は、日本語字幕でしっかり映画を見直してね・・・。)HISでそういうローマ行きのツアーが出ているらしい。

ダ・ヴィンチ・コード [DVD] 天使と悪魔 (上) (角川文庫) 今回の映画は脚色がけっこう入っていて原作とはちょっと違う点もあるそうなので(だから映画としておもしろい!と感じたのかもしれませんね・・・)、ぜひとも原作も読んでみたい。

ヒロインのヴィットリア・ヴェトラ役のアイェレット・ゾナーがきれいな人だな・・・と思って見ていたけど、実はアラフォー世代というのになんだか共感が持てました。

Chameaux

なんだか暑かった、週末&月曜日。そんな中、お休みの月曜日、用事があって遠くまで行くことになり…しかし、その遠出は無駄に終わった・・・という疲れた月曜日でした。

そんな中、

Dscf1235 たどりついた先で

Chamesu らくだ を見ました。

なんだかのんびりである。

一説によると、サーカス団が巡業していて、彼らが連れている動物だそうだ。(しかし、サーカスショーに出てくるような動物は見かけなかった)

それににしてもDscf1245

ここは(フランスで)どのあたりなのだろうか・・・?

ナポリのお菓子

Dscf1232 私の部屋の大家さんにおすそわけをいただきました。

ナポリのお菓子だそうです。マダムのクザン(いとこ)が持ってきたって。そういえばマダムはイタリア系・・・って聞いていたなあ。

ニダベイユという、ブリオッシュ(パン)にパティシエール(カスタード)をはさんだお菓子かなあ?と思ったら、しっとりしたビスキュイ、というかやわらかいバターケーキぽい生地というか、それだけでもおいしいしっとり・やわらかな生地でねっとりしたクリームをはさんでありました。似たようなお菓子はあっても、こういうのは初めてかも。欲を言えば、中のクリームがもう少し私好みだといい。

しゃるろっと

カンヌ映画祭・最終日。各賞が発表されましたね。HPによると、コンペティションの各賞は・・・

EN COMPETITION - LONGS METRAGES

Palme d'Or

DAS WEISSE BAND (Le Ruban blanc) réalisé par Michael HANEKE

Grand Prix
UN PROPHÈTE réalisé par Jacques AUDIARD

Prix spécial pour l'ensemble de sa carrière et sa contribution exceptionnelle à l'histoire du cinéma

Alain RESNAIS

Prix de la mise en scène
Brillante MENDOZA pour KINATAY

Prix du Jury
FISH TANK réalisé par Andrea ARNOLD

BAK-JWI (Thirst, ceci est mon sang…) réalisé par PARK Chan-Wook

Prix d'interprétation masculine
Christoph WALTZ dans INGLOURIOUS BASTERDS réalisé par Quentin TARANTINO

Prix d'interprétation féminine
Charlotte GAINSBOURG dans ANTICHRIST réalisé par Lars von TRIER

Prix du scénario
MEI Feng pour CHUN FENG CHEN ZUI DE YE WAN (Nuits d’Ivresse printanière) réalisé par LOU Ye

Le Prix Vulcain de l’Artiste-Technicien

Aitor BERENGUER, mixeur son du film MAP OF THE SOUNDS OF TOKYO réalisé par Isabel COIXET.

われらが(われらって?)シャルロット・ゲンズブールが女優賞を獲得しています!おめでとう~。トリアー監督の「ANTICHRIST」はいろいろ反響を呼んでいる作品だそうだけど・・・。

そして、グランプリ(今年はパルムドールがあるから2位ってところ?)にはジャック・オーディアール監督の「UN PROPHÈTE」が。私はこの監督は「De battre mon coeur s'est arrete」(邦題・真夜中ののピアニスト)しか知らないのだけど…それでもこの作品が良かったので

真夜中のピアニスト DTSスペシャル・エディション [DVD]  この監督の名前はよく覚えています。監督本人を映像で初めて見たのだけど、マッチョな感じで、予想外でした。

今週は暑くなりそう

実際のところ、3人だったらそんなに大変でもない仕事量だけど、今は2人でやっているのでいつもより時間もかかるし、それプラス、仕事場が暑かったりするので体力消費。やっぱり、なんだか疲れるな…と思う今週です。見たい映画もまあまああるのだけど、長い作品ばかりで時間があわないのと、見に行ったら絶対寝そうなので・・・仕事の後は、部屋でまったり(というかいつのまにか寝てしまう)。

ところで、カンヌ。気がつけば終盤で、やっと出品作品などをチェックして、今さらながら今年は有名監督ばかりだなあ・・・と。個人的には、ジャック・オーディアール、ジェーン・カンピオンの名前が。今日のTF1の20時からのニュースで「VISAGE」のレティシア・カスタがインタヴューで出ていて、映画の映像をちょっと見たのだけど、すごく気になる感じでした。気になるといえば、コンペティションではないけど、是枝監督の「空気人形」も、もちろん。

それでも日曜日からはローラン・ギャロス(全仏オープン)です。・・・えっ!もう?

Dscf1231 自転車通勤をしていて、時々、違う道を行ってみたりすると、思いがけない風景に出会ったりしてたのしい。

職場近くの教会・Notre-Damme Lorette の奥に、Sacre Coeur サクレ・クールが見えます。丘の上のサクレ・クールは気がつくと、いろいろなところから、こんな感じで見えたりします。

北マレのショコラティエ ミルフィーユ編

以前このブログでも紹介した、北マレのショコラティエ Jacques Genin で、「実はミルフィーユがあって、ショーケースに並んでいなくても、頼んだら作ってくれて、できたてが食べられる!」ということで、先週の金曜日に再び来訪いたしました。けっこう、仕事帰りに出かけたり、せっかくパリにいるのに、仕事と家の往復ではもったいない!ということで、ちょっと先週は強化週間だったのでした。

さて、このお店の奥の広々としたサロンで

メニューには5種類の Mille-feuille ミルフィーユ。

  • Chocolat ショコラ
  • Praline プラリネ
  • Caramel キャラメル
  • Franboise フランボワーズ
  • Vanille-Framboise バニラとフランボワーズ

そして、注文を受けてから作る、ということが書いてありました。

Dscf1224_2 私はキャラメルの注文したのですが、その日はもうなくて、代わりにやはりこのお店はショコラティエということで、ショコラを頼みました。

フィユテはサックリ・ハラハラ・・と軽めのパイ。つくりたてなのでもちろん、サクサクです。ショコラのクリームもしつこくなくて、軽Dscf1225めで食べやすかった。

こちらは

Vanille-Framboise   

バニラのクリームと

フランボワーズのコンフィチュール

ここのお店は、ホテル・ムーリスなどのホテルにもショコラを卸すほどの、高級店なので、サロンでいただける飲み物やガトーもちょっとお高いのですが、それなのに、そんなに入りづらい感じでもないし、店長だという女性の方を含めバンドゥース、サービスの方は美人・おしゃれ・物腰優雅でしかも感じのいい素敵な接客でちょっとたまにはこんな所でのんびりカフェもいいなあ・・・

カフェに、ここのショコラがつくのもポイント高いです。

Dscf1223

その予想は本当だろうか

今週から(製造の)一人づつバカンスが始まるので、一人欠けた状態での仕事となるのでちょっと忙しいのかも。ただ、予想によると今週は木曜日が祝日できっと金曜日も休みになって、みんな連休になるから、パリには人が少なくなり(どこかに行くから)週末は暇だろう・・・ということらしいが、本当か?? ・・・・

Dscf1226_2 ひさしぶりにお菓子の写真(自分のところの)

Tarte aux fraises

いちごのタルト

実際のところ、いちごよりフランボワーズのタルトの方が売れるみたいです。いちごの方が手間はかかっているのだけどな・・・(フランボワーズは並べるだけ)いちごもスペイン産からフランス産 GARIGUETTE に変わったのだけどな・・・

Dscf1227 Tarte aux fruits 

フルーツタルト

このあたりの大きめのサイズのタルトやアントルメはは週末だけです。

フルーツものは、朝に仕上げなので、時間がかかって、ちょっと面倒ですが、やっぱり、ショーケースが華やかになっていいなあ思う。

今日のニュース

今日のニュースで

Grippe A(新型インフルエンザ)で日本の感染者のことも話題にあがっていました。フランスは感染者がそんなに出ていないので、このインフルエンザのことはもう過去のことみたいな感じがこっちにいるとするのですが、日本はすごいのだろうな・・・

話は変わるけど、カンヌからの中継で今日はペネロペ・クルスでした。スペインのペドロ・アルモバトル監督作品に主演で出ていて、この映画(フランスのタイトルだと Etreintes brisees )はフランスでは来週から公開みたいで、ポスターをよく見かけます。予告も何回も見たのだけど、メロドラマチックでペネロペ・クルスの存在感が・・・という印象。予告といえば、同じくカンヌ出品作の「Looking for Eric」という作品も予告で何度も見ています。いまさらだけど、カンヌ出品作をすぐに映画館で見られる所がすごいなあ、と思います。(有名監督とか話題作だけかもしれないけど)

Good Morning England

F0035251_2323127_2  Good Morning England

最初予告を見た時には興味ないかな・・・と思ったのだけど、見た人の評判が良かったり、ニュースダイジェスト(無料の日本語新聞)の映画のコーナーでも紹介されていて、それじゃあ見てみようかな・・・と見てみたらおもしろかった作品。

そのニュースダイジェストからのあらすじの抜粋すると・・・

1960年代のイギリス。高校を退学処分となったカールは、将来をよく考えるようにと名付け親クエンティンの元に預けられる。クエンティンは船上から無許可でロックを流す海賊ラジオ局のリーダー。北海に浮かぶ船の上、バンドマンやDJなどイカレタ8人のクルーと共に、カールは波乱の日々を送る…・。

「ラブ・アクチュアリー」(03)のリチャード・カーティス監督・脚本。実在した海賊ラジオ放送局の型破りな面々を描くコメディ。

Good Morning England はフランスでのタイトルで、英タイトルだと The Boat that Rockedどっちもニュアンスは伝わるかな?家に帰ってからわかったのだけど、まだこの時代、イギリスの国営放送ではロックをラジオで流すことがなくて、こういう海賊ラジオ放送局がロックを流していて、みんな聞いていたそうだ。なるほど。

60年代の音楽・ファッション好きにはたまらない作品だと思います。

私は60年代の洋楽は詳しくないのですが、そんな私でも楽しく見れました。脚本が良くて、音楽もいい、キャラ設定も良くて、最後には、ほろりと来る展開。日本でも公開されそうな気がするので、そうなったら日本語字幕でまた見たい。DVD出たら買うかも。フランス語字幕でも、もちろんわからない単語はあったけど、わりとわかりやすい映画でした。(現代ものの映画の方が、どうやら理解しやすいみたいです・・・)

・・・と、かなりお勧めの映画。最近、フラ語の勉強にもなるからと、とりあえず気になった映画を見ているのですが、こういうおもしろい作品に出合えたりするとうれしいものです。

UKのオフィシャルサイト http://www.theboatthatrocked.co.uk/

同じものみたいだけど、フランス語のサイト http://www.goodmorningengland-lefilm.com/

Enter Site もしくは Site Officiel から中に入れます。(音楽が流れます)

Incognito

19073170_w434_h_q80_2 Incognito  フランス人歌手 Bénabar ベナバー主演作ということで見に行ってみるか!と見た作品。同じ職場のMさん(日本人 パティシエの責任者)がベナバー好きで、一緒に行きました。

よく人気歌手なんかの主演映画が作られる感じで企画モノ?と思っていたら、けっこうおもしろかったです・・・しかもわかりやすい。(Mさん談「今まで見たフランス映画で一番理解できた」)

ベナバーは実際には昔っぽい感じの歌を歌う人なのですが、この映画でも歌手の役で、しかもロック。ストーリーは、昔一緒にバンドを組んでいた仲間のノートの中で見つけた歌がヒットして、今は人気スターになったベナバー扮するLukasルカが、その仲間(イギリス帰りでルカがスターだとは知らない)に偶然会い、自分が盗作をしたことを必死に隠そうと・・・いろいろ起こるコメディです。Incognito とはイタリア語みたいなのだけど、身分を隠すこと、匿名という意味があります。有名どころしかフランス人俳優は知らないのですが、けっこう出演者も豪華だったのかも?私の知っているところでは、ベナバーのマネージャー役には、「アメリ」のカフェのたばこ売り役のイザベル・ナンティ Isabelle Nanty とか最後のちょっとだけ、ヨランド・モロー Yolande Moreau (「アメリ」では管理人役の人。今年のセザール賞の主演女優賞を受賞しております)などが出演しておりました。

映画の舞台がパリだったので、「パリでロケとかしてたんだよねー」などと見終わった後は、話しておりました。それにしても、パリで全然有名人見たことないのですが・・・。私が行くカルティエには有名人が出没しそうな場所ではない、ということでしょうか。

Un Mariage de Rêve

Mini_film4917 Un Mariage de Rêve  

監督 Stephan Elliott  ステファン・エリオット

アメリカ人の年上の女性と結婚した、イギリス人のたぶんいいとこの男性(若い!)がイギリスの田舎の実家(といっても大きなお屋敷)にこの妻とやってきたところから話ははじまります。アメリカの自由の象徴のようなこの嫁とイギリスの古い習慣の残っているような、姑(小姑)の間に問題がおこらないはずもない・・・・

予告とポスターでちょっとおもしろそう・・・と思ってこの映画をみにいった私。イギリスのちょっと古い(1920、30年代?)時代の服装とか生活様式なんかは私の好きな感じで眼には楽しめたのだけど、フランス語字幕(英語の映画)が最後まで読み取れないうちに、次のセリフに行ってしまったりで、わからない部分もたくさんあった話でした。どうしてこういう展開なの?ってそんな感じ。

昔の方がもっと字幕読めたような気がするのだけど・・・最近、文章を読むなんて、まったくおろそかになっているから、文章を見て、それをよーく頭の中で反復するとわかったりしても、バーっと見てそれがそのまま意味として頭の中に入ってくるというところまではいたっていないのだろうなあ・・・こういうところで、自分のフランス語の怠け具合がわかります・・・・映画を見に行っているのは、フランス語習得の目的もあるから、いいとするか。

オリジナルとフランス語吹き替えの予告をみつけたので、興味があればこちらのサイトで。

ショートケーキ

Dscf1208 先週の焼肉フェット。

お誕生日&結婚祝いケーキ。ちょっとだけ手伝いました。シャンティの泡立てだけだけど。

ひとつはかわいい系でひとつはかっこいい系で作ろうと思うの。真ん中にはマカロンやフルーツがささって、甘いものがダメな人でもいいようにね。バラを飾って・・・

あいかわらず、この人の発想にはかなわないな~と思う瞬間です。

それにしても、この会には知らない人ばかりで、別に行かなくもよかったなあ、と後悔。(て、こんなこと書くと主催者に失礼ですが)

Still Walking

Mini_film4884_2  日本映画 歩いても歩いても 監督 是枝裕和

とてもいい映画だったので、2回も見てしまった。長男の命日に年老いた両親の実家にと次男と妹家族が集まった、2日間くらいのちょっとした風景の話です。そこには、私には懐かしさ(小さい頃に祖父母のところに集まったりしたあの感じ)があったし、作っているところや食べているところの食べ物のシーンがおいしそうだったり、セリフとか間の感じとかよかったなあ・・としみじみ感じた映画でした。母親役の希木樹林さんの服とか「おばあちゃんってああいう服着てるなあ」とか、お寿司にウニが入っているか電話で確認してみようとか、そういうのってあるよな・・とか。助演女優賞をもらっている希木さんはもちろん良かったのですが、お嫁さん役の夏川結衣さんもとてもよかった。

私にはちょっと懐かしい感じがたぶん良かったので、若い人とか外国の人にはこの良さがわかるのかな?と思ったのだけど、私の大家のマダムもこの映画を見て良かったと言っていました。邦画もなかなかやるなあ。

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コメント

前にも書いたのだけど、どうやら私のパソコンか、もしくはサーバーが原因でなのかはわからないのですが、ココログのブログにはコメント書き込みできないみたいです。つまり、自分自身のブログもしかり。

ということで、コメントいただいてうれしいのですが、どうしてもお返事できません。すみません。コメントはとてもうれしいので、それでもコメント残してくれるとうれしかったりします。

それにしても、なんどかいろいろな方法を試してみているのですが、どこかにこういうトラブルの対処方法知っている人いないかな・・・・

RAIMO

最近天気が悪い日々が続きます。悪いというか、天気が安定していなくて、晴れていたと思ったら雨が降ったり・・・

Dscf1214_2 水曜日、湿気があったので、ちょっと蒸していました。そして、そうなると職場は暑くて!もう大変です。そんな時に、仕事の後、グラスを食べに行きました

訪れたのは家から遠くない、同じ12区にある RAIMO 1947年創業の老舗のGlacier グラシエ(グラス・アイスクリーム専門店)です。

サロンと隣にテイクアウトのお店があって、今回はサロンでいただきました。グラスだけじゃなくて、ガトー・アルコール・軽食なども・・・カフェだけとか、軽食(クロック・マダムだった)利用のお客さんも。しかし、私たちはもちろんグラスを食べます。そのために来たのだから。

Dscf1220 一緒に行った(つきあってもらった・・とも言えるかも?)Aちゃんは3種盛 Framboise Violette Lait d'amande ふらんぼわーず・すみれ・私は 奥のパフェみたいな、Coupe Amarena クープ・アマレナ バニラとピスタチオのアイス・生クリーム・グロゼイユのジュレ・グリオット(チェリーの一種)のコンフィ 

モリモリといただきました。おいしかった。

そんなに家から遠くないし、また来て、テイクアウトでいろいろな味を試してみよう!と思ったのであります。

RAIMO

59-61, boulevared de Reuilly 75012 PARIS

 

バラが咲いた

Dscf1165 去年の秋くらいに買った黄色のミニバラに花が咲きました。このミニバラ、けっこう手入れが楽でちょっと忘れていてもそんなに枯れなかったし、思いたって、一度鉢を大きいのに変えてみたらすくすくと育って…

今度違う色のを買って、寄せ植えをしてみよう~

Romaine par moins 30

Romaineparmoins30_fichefilm_imagesf Romaine par moins 30 監督 Agnès Obadia 

30歳のRomaineは彼のJustinにクリスマスの時にカナダの北ケベックに連れて行かれる。連れて行かれたカナダの地で彼女にいろいろ起こって・・・・

タイトルのpar moins 30の30は年齢のことだと思っていたら、マイナス30℃という意味らしい。そのタイトル通り、極寒の中で彼女にいろいろなことが降りかかってくるのだけど、ちょっとありえない・・・・展開ばかり。まあ映画なので。予告を見て面白そうだな・・・と思ったのだけど、予告を見て感じたのとは全然違う展開でした。

それにしても、言っていることがけっこうわからなくて、理解度半分くらい。時々起る笑いについても、私はついていけず・・・(1回くらいだよ、笑えたの)あーもっと聞き取れるようになりたい。

Soeur Sourire

Middle_1240790803 Soeur Sourire/スール・スリール

修道院のシスターだった1963年にレコードを発表、このアルバムにおさめられた「ドミニク」が人気急上昇し、ヒットチャートに入り、大人気となった、実際に実在したベルギーの歌手・スール・スリール(英語名シンギング・ナン/本名ジャニーヌ・デッケルス)の波乱に満ちた生涯。映画のストーリーとWikipediaに書いてあった彼女の人生とはちょっと違うみたいですが・・・

主演のCécile de France セシル・ド・フランス が彼女の魅力にあふれていて、とてもよかった。私の彼女のイメージはお嬢さんらしいというよりは、L'auberge espagnole
オーベルジュ・エスパニョールの時のあの、ボーイッシュな感じなので。彼女が歌う劇中歌も良くって、特にドミニックニックニック~の「ドミニク」は耳に残ります。

フランス語のベルギーの映画で、フラ語的にはけっこうわかりやすかった、気がする。

この後、また見たくなった「L'auberge espagnole」 日本語のタイトルでは「スパニッシュ・アパートメント」です。この価格だったらちょっと欲しいかも・・・(日本語字幕なしなのをもうもっているのだけど)。ついでに、続編の「ロシアン・ドールズ」も安くならないかしら・・

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LA PREMIERE ETOILE 

最近映画をよく見ています。仕事が15時くらいに終わって、家に16時くらい帰ってこれる日が続いて、見放題のカードと近所に大きな映画館があるおかげで、かなり気軽に見に行けるので、とりあえず気になるのをみてやろう・・・見に行っている感じ。

Lapremiereetoile_fichefilm_images_2  LA PREMIERE ETOILE 監督:Lucien Jean-Baptiste  黒人の家族(奥さんは白人、子供たちはメスティス)がバカンスでスキーに行くぞ!という話し。ただスキーに行くには、とてもお金がかかるし、黒人の父はあんまり仕事をしてなくて、バカンス資金を工面しなくてはならないのが前半。さてバカンスに出発してスキー場でのドラマが後半。かなり軽めのコメディ・・・なのだけど、やっぱり言葉的に笑いについていけないところがあり、悲しい。といっても、所々で話し言葉で「ここわからない・・・」があるのですが、ストーリーはわかりやすいのもあって、セリフも何言っているか全然わからない!というものではなかったかな。

あとから気がついたのだけど、主役の黒人の父親役の人が監督のLucien Jean-Baptiste みたいです。

もうすぐ

カンヌ国際映画祭が13日~。最近、テレビ・ラジオなどでよく耳にする話題です。

今回は、以前フランスにいたときより、テレビ・ネットなど、情報媒体があるので楽しみな私です。(いつかはこの時期にカンヌに行ってみたいものです・・・)

今年の審査委員長はフランスの女優・イザベル・ユペールとのこと。今日のニュースの中で、ちょっとインタビューとか特集みたいのをやっていて知りました。いろいろ、おー!という監督作品ばかりの映画祭ですが、クロージング作品のもうひとつのココ・シャネルの映画(オドレイ・トゥトゥ主演のとは別の)が気になります。

気になるといえば、来週から公開の「天使と悪魔」(ダヴィンチ・コードの続き)・・・ただ、フランス語字幕で見てもわからないんだろうなあ・・・

Normandie 日帰り旅行 1日目 Trouville-sur-Mer

Dscf1073 Trouville トゥルヴィール の町は レイモン・サヴィニャック RAYMOND SAVIGNAC が晩年に移り住んだ街町で、町のあちこちに彼の作品が残っています。フランスを代表するポスター画家のサヴィニャックですが、私も彼の作品は見たことあっても実は1年くらい前まで良くはしりませんでした。(きっかけはNHKのフランス語講座)

オフィス・ド・トゥーリズム Office de Tourismeの奥というか上の部分がサヴィニャックの美術館ぽくなっていて、彼の描いたポスターが展示されていたり、映像が見られたりしました。

注)タンタンの作者ではありません

Dscf1074_2

                              

                      

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Dscf1080_4

町のあちらこちらで

彼の作品が残っていました。Dscf1084_2Dscf1087_3

Dscf1079_2

小さな港町なので海もすぐ近く。 

海岸沿いはちょっと観光地ぽい。Dscf1077_2Dscf1082_6

海沿いの遊歩道

プロムナード・サヴィニャック Promenade Savignac には、常に18枚のポスターが展示されているそうです。

サヴィニャックの作品を探しながら、小さな町を散策するのもいいですね。

たまにはお菓子の写真も

ブログタイトルのわりには最近甘い物の話題がないな・・・と思って。

Dscf1108_3 St.Marc サン・マルク 

日帰り旅行で行ったドーヴィルの街のパティスリーというよりはパン屋に近いお店(それでもケーキは豊富でした)で購入。そのお菓子は知っているけど、最近とんと見ないな・・・というようなものや、初めて見るようなものもあったりして、なかなか興味深いラインナップのお店でした。

ビスキュイでシャンティとシャンティショコラをはさんで、ビスキュイの表面(上の部分)をキャラメリゼしただけのシンプルなお菓子。こういうシンプルなお菓子が一番おいしいなあ・・・としみじみと思うケーキです。

Dscf1107

ケーキを包んでいた

包装紙がおしゃれ。

三角包み。

Dscf1109_3 Dscf1102_2

海岸の板張りのところ(これはけっこう長い距離が続く道です)

ここが一番有名かなあ…?

Chanel No.5

昨日、日本のサイトでシャネルの5番(香水です)のCMをすごく宣伝していたのでなんとなく見てみたら、オドレイ・トゥトゥ主演の新CMでした。

おお、映画と連動している! 映像きれい!

このCMの監督は映画「アメリ」のジャン・ピエール・ジュネとのことです。

朝の職場で聞いていたラジオによると昨日から新しいCMになったそうです。

そのCMはこちらから Chanel No.5 

la grippe A

現在大騒ぎされている新型インフルエンザですが、フランスでもニュースの冒頭にだいたい毎日なっています。

どうやらこちらでは、Grippe A と呼んでいるみたい。

grippe はフランス語でインフルエンザの意味。

Normandie 日帰り旅行 1日目 

パリのサン・ラザール駅から電車で2時間。直通電車がリジューLisieuxというところで乗り換えて到着。 

Gare SNCF TROUVILLE-DEAUVILLE かわいい駅!

Dscf1070_2 Dscf1071 駅を出て右手、川を渡ったところがTrouvilleの街。

Dscf1103_3 左の方に行くとDeauville ドーヴィル

Deauville といえば、ダバダバダ~映画「Un homme et une femme 男と女」ですかしら・・・

 

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トウキョウソナタ

今週、火・水・木と忙しかった。本当は3人の仕事を2人でやっていた・・・からというのもあって。お店は祝日・・というのもあって忙しかったけど、今日は3人だったので、まあまあ早く終わって、以前から見ようと思っていた日本映画・トウキョウソナタ を帰りがけに見ました。ポンピドゥー(今日は休館日だった!)のとなりのMK2で。小さい部屋で、休日の夕方というのもあって、満席でした。(あんまり混んでいる映画館は好きではない…)隣の席のおじさん(おじいさん?フランス人)がすごい動いて気になった。

カンヌ国際映画祭「ある視点」部門・審査員賞受賞作品なんですね・・・話的には最初、ありうるかなこういうのって・・・と思って見ていたら、ありえそうでありえない展開になっていて・・・。思っていたよりいい作品で、最後のピアノのシーンとか普通に良かった。日本映画だけじゃないかもしれないけど、単館系の映画である色というかフィルムの感じが自分は好きなんだなあ・・としみじみ思ったり。

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5月1日

5月です。もう5月か~という感じ。ところで、5月1日とフランスでいえば・・・

la Fête du Travail メーデー で祝日です。 こんな日くらい休みたいよ・・・と思いますが、もちろんお店は今日もオープンで、朝から仕事でした。

Dscf1155 メーデーだったので、この日はフランス各地でいろいろな抗議活動として、manifestation(デモ行進)が行われたみたい。私も帰りがけに見かけました。あんまり詳しくしらないけど、良くこういう時に見かける、組合みたいのがいくつかあって、そこが主催して、一般の人が参加(だいたいは一緒に歩くとかそんな感じ)する感じで、中心となる山車みたいのがあって、それと一緒に歩いている人たちがいるという感じ。

これはサンルイ島からバスティーユにかけての道で見かけて、写真をとりました。

manifestationはたぶんちゃんと届け出をして許可をもらってしなくてはならないので、道が封鎖になって車が通れないようになったり、警察、細かく言えばgendermerie(憲兵隊)の人たちが待機していて、騒ぎにならないか見張っていたり・・・警察の人たちも、本当にごくろうさま!です。

時々、こういうデモがそれなりに効果があるのかな・・・と不思議に思うのですが、マスコミとかに取り上げられたりすればいいのかな・・・

そして今日はスズランmuguetの日でもあります。

スズランを送った人も、もらった人も幸せになれるという日です。スズランはもちろん花屋でも買えますが道端でスズランを売っている人(たぶん無許可)もいて、今日はお店のある通りでは早朝(私の出勤時刻だから6時ちょっと前)すでにスズランを売っていました。

個人的には月の初めなので給料日。給料明細の紙が出た。今日のManifestationの様子をニュースとかで見ていると、今は仕事がない・・・と良くインタビューされた人たちが言っているのを聞くと、こんな祝日も仕事の職場だけど、ちゃんとお給料が払われる仕事があるだけいいよな・・・としみじみ思ったりもします

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