Antichrist
Lars von Trier ラース・フォン・トリアー 監督
今年のカンヌ国際映画祭コンペティション作品
この作品については、カンヌで上映されてから、いろいろ記事を読んだりしていたので、見たいけど・・・見てから結構衝撃を受けたらやだなあ・・・と思っていて、ちょっとしぶっていたのだけどやっぱり、見たいという欲求の方が勝っていました。
ホラー作品と紹介されていたりもするけど、そうじゃないかな・・・せりふもそんなに多くないのと、どうしてもわからない単語もいくつかあって、いろいろ考えながら見ていた気がします。ただ、「Ovni」でもこの映画が紹介されていて書いてあったように、トリアー監督は全部を見せてしまう監督で、視覚的には理解できるのだけど、全体的なことはなんだかいろいろ見終わってから考えたり、タイトルのAntichristってどういう意味か調べてみたり、映画ってエンターテイメントという部分と視覚芸術な部分とがあって、監督によって表現の仕方も様々。
映像的に痛いシーンもたくさんあって(フランスでも16歳以下禁止の映画でした)、そして同じくらい美しいシーンもあった。そしてやはり、主演女優賞をとったシャルロット・ゲンズブールの演技はすごかったというか、よくこの役をやったな!と感心します。あこがれパリジェンヌ、シャルロット(私のイメージ)からは想像できません。夫役のウィレム・デフォー(映画にはこの2人しかでてきません)の演技(表情とか)もよかった。
シャルロットが主演女優賞を受けた時のスピーチのニュースを見た時に、たぶん、両親のこともちょっとふれたのがけっこう印象的だった。
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いいなぁー
ますます観たくなりました〜!!
でも、こっちではいつ見れるのかわかりません・・・
投稿: むつみ | 2009/06/16 17:05