バスク旅行記 第1日目前半 Paris-San Sebastian
バスク地方(フランスの南西部、スペインとの国境沿いのピレネー山脈と大西洋・・詳しくはガスコーニュ湾に面したあたり、フランス・スペイン両国にまたがっている地方)へは、以前一日だけ、フランス側のバイヨンヌとビアリッツに行ったことがあるのですが、今回はその先、スペイン側のバスクも訪れてみようと計画していました。前半スペイン側・後半フランス側という予定で。
1日目はスペインのサン・セバスティアンまで行かなくてはいけません。
サン・セバスティアンの港
San Sebastian は バスク語で
Donostia と呼ぶようです
私は、エールフランスのマイルを延長させる目的だけで、今回はビアリッツの空港まで飛行機(もちろんエールフランス)で行き、そこから、バスで街の中心に行き、スペインのPESA社という会社が運行しているバス(バイヨンヌからビルバオまで行くバスです)に乗り、サン・セバスチャンまで行きました。エールフランスの国内線も早期に予約すれば、片道でとてもお得に購入することができますが、フランス鉄道SNCFが運行するTGVは5時間くらいかかるのですが、早期購入で20ユーロくらいで切符を見つけることもできるので、こちらもかなりお得です。そして、このTGVで国境近くのエンダヤ Hendaya というところまで行くと、ここのSNCFの駅前にスペイン・バスク地方の私鉄EuskoTrenの駅があり、ここからサン・セバスチャンまでの列車にも乗れるそうです。(ちなみにHendayaまではバスで行くこともできます)
とにかく私は、こんな風にしてサン・セバスチャンまで行きました。飛行機は国内線なのでオルリー空港からの出発で、かなりパリから近くてびっくり。荷物検査だけで、あれよあれよと飛行機に乗り、睡眠不足もたたって、途中朝食のカフェとヴィエノワズリーを配られた(飲み物などが出るのにもびっくり!国内線だよ。しかもこの値段で!!)時に起きたくらいで、かなり爆睡、気がつけば青空が広がるパリとは違う地方の広々とした空港についていました。
空港からは循環バスみたいので、ビアリッツの中心に行き、次のバスまで時間があったので少し街中を観光。屋内市場のHALLESでその名もBiarittzという焼き菓子を買ったり、Miremont ミルモン という高級お菓子屋さんでお茶をしたり・・・初日からかなり飛ばし気味。
Biarittzはタルトの中に、りんごのコンポート、その上をダックワーズみたいな卵白主体の生地でおおわれていて、シンプルな構成ながらもとてもおいしかった。
Beret Basque ベレ・バスク バスクの帽子 ベレー帽を表現したケーキです。中はムースショコラ。このバスク地方の代表的なケーキと言われているので、これを食べなくては(・・・でもこれを食べるのは2回目)バスク地方はスペインからショコラがフランスに入ってきたところなので、ショコラが有名なのでショコラショーを飲もうかなと思ったけど、この時期にショコラのお菓子とショコラショーの組合わせはかなりつらいので普通にカフェと。
ミルモンには素敵なサロン・ド・テがありそこでお茶とお菓子がいただけます。
そして、時間になったのでバス乗り場(バス停らしきものはありませんが、ビアリッツのオフィス・ド・ツーリズムがあるところの近くで、時間になるとどうやらこのバスに乗るらしき人々が集まっていた)に行き、そこから観光バスみたいなしっかりとしたバスに乗り、いざサン・セバスチャンへ。ちなみにバスの予約はこのときはしていなくて、チケットも運転手さんから買いました。6.55ユーロ。
*ビアリッツのオフィス・ド・ツーリズムはかなり親切で、地図や電車・バスの時刻表、サンセバスチャンへの行き方が書いてある紙を用意してあって、自由にもらえるようになっていました。
またもやバスの中で寝ていたので、気がついたら、フランスとはちょっと違う街並みの所についていました。どうやらここがサンセバスチャン。
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