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20世紀少年2話目、やっと見た。日本では3話目が公開ですね・・・(いいな~フランスでは半年先かな)
それにしてもこれを見に来ているフランス人は何を思ったのだろうか、気になるところです。やっぱり原作が好きな人たちなのかしら。
バカンスです。
自転車でベルサイユに行ってきました。遠かったです・・・疲れた。
家からだとパリを横断して16区の方まで行くのにも遠く、そして、パリ→ベルサイユはかなり登りできつい(帰りは楽ですが)
それでも、ベルサイユ(街ね)に入った時の、宮殿まで続く広い道の広々とした感じとか整備された感じとかは、王様が馬車とかで通った道なんだろうな~と思って、自転車で来たからその違いもわかってよかったかな。
料金がかかるところはもちろん入らなかったけど、公園内は無料で入ってみたら、ピクニックの人々でたくさん。ベルサイユでピクニックとはなんて贅沢な。
パリからもピクニックがてら来ている人もいるみたい。パリナンバーの車もたくさん。
それにしても、ここは広いですね~観光できてもまわるの大変。
農場なのだけど、Chambres d'hôtes という民宿もしていて、そこのお部屋に泊まりました。
牛が不思議そうに近寄ってきたり。
ここはCidre シードル(りんごの発泡酒)やPoiré ポワレ(洋ナシの発泡酒)なども作っています。季節のフルーツでコンフィチュールも(しかも安い!)。
朝食には様々な コンフィチュールと自家製のリンゴジュース。
ところで、シードルはよくあるのですが(ちなみにノルマンディーはシードルで有名です)、ポワールから作られるポワレは知りませんでした。味はシードルみたいな感じです。ここのシードル・ポワレはとてもおいしい~。ポワレを作っているところはシードル農家にくらべ、断然少ないとか。
La ferm de la Prémoudière
61330 Saint Denis de Villenette
Numéro 9 原題:9(ナイン) 想像力のすばらしさ
監督:Shane Acker
声の出演:Elijah Wood, Jennifer Connelly, Crispin Glover
核戦争後の近未来。人類の生んだ機械獣は強大な力を持ち猛威を振るっていた。ガラクタで作られた9体のぬいぐるみは、機械獣から身を守るために、がれきの中でコミュニティーを形成する。しかし、最後に作られたナンバー9はある使命を持っていた。生き残るためには機械獣王国に乗り込むしかないということ。
基となる短編にほれ込みんだティム・バートンがプロデュースを買って出た、シェーン・アッカー長編監督デビュー作。3DCGアニメの世界で
第78回(2005年)アカデミー短編アニメ賞ノミネート作品の「9」がベースとのこと。興味のある方はこちら 9 今回はフランス語字幕のオリジナルでみたのだけど、イライジャ・ウッドが主役の声を担当していたなんて、全然気がつかなかった。
アメリカでは2009年9月9日公開・・・という情報を得たのですが、どうなのでしょう?(フランスでは先に公開された、ということになるので・・・)
世界の終りの数日間を描いた作品、と書くと、パニック映画とかそれに阻止しようとするヒーロー映画を想像するかもしれませんが、そこはフランス映画・・そんなことはありません。主人公のロビンソンが世界の終焉の気配が立ち込める中(突然灰が降ってきたり、突然人が死んでしまったり・・)、バスク地方ビアリッツで前の彼女(妻と別れる原因の)とのことを回想したり、たぶん避難命令みたいのが出て、スペイン、ツールーズ、パリ・・と移動する間にも、いろいろ女性との関係があったり・・・アムールな映画でした。
主演のロビンソンはMathieu Amalric マチュー・アルメリック (「潜水服は蝶の夢を見る」の主役の役者さん)。この映画ではなんだか役者さんがばんばん脱いでいるのですが・・・(そこもフランス映画らしい気がする)なんだか私にとって、マチュー・アルメリック=全裸みたいなイメージがあるのはなぜだろう・・・?
ビアリッツの海岸、バスクの自然が舞台のひとつになっていてよかったです。それから、スペイン・パンプローナの牛追い祭・・・も出てきて、生で見てみたい。ただ、2時間10分の作品で最後の方で疲れました。
それにしても、世界の終りが・・・みたいな時に、普通にカフェのギャルソンの仕事を続けたり、牛追い祭りしちゃったりするんですかね?
今年のカンヌ国際映画祭コンペティション部門参加作品。The Time that Remains
イスラエル出身のパレスチナ人のエリア・スレイマン Elia Suleiman 監督のアラビア語の作品だけど、製作国が大部分がフランスみたいです。
私はエリア・スレイマンという監督もこの映画のあらすじも知らず、ただポスターの感じがよかったので見に行ったのですが、パレスチナを舞台にした映画ということには見てから気づき、最初の方のシーンはけっこう衝撃的。スレイマン監督が育ったナザレ地区を舞台として、彼の父親の日記と母親の回想を基にした作品で、スレイマン監督も自身として出演しています。1948年、60年、70年、80年、現代(か少し前)の5つの章からなっていて、48年の最初のシーンはイスラエルが侵攻してきて、占領されてしまうところから。彼の父親は侵攻軍に対する行動をしていて(武器を作ったり・・・)、それは後になってからもそういう活動をしているみたいなのですが、そういうシーンはなくて、ただ淡々とした日常ともいえるシーン(少しずつ違うのだけど同じようなシーン)が何回も繰り返されていて、それはパレスチナという特殊な場所でも、人は日常生活を送る術を身につけることができるのか・・・ということだし、抑圧されていても、人は自由に生きられるのか・・・とぼんやりと見ながら思いました。
後半ではスレイマン監督も出てくるのですが、彼は何か行動を起こすのではなく、映画の中で傍観者に近い立場にいます。
恥ずかしいながら、私は中のことはあまりよく知らないので、映画を見たりして、少しは興味を持ったりする(ネットで検索するくらいだけど)のは少しはいいことなのでは。
父親役のサレー・バクリーがとてもかっこいいです!昔の映画俳優~という美貌と雰囲気。
カールじいさんの空飛ぶ家(邦題:原題Up)
今年のカンヌ国際映画祭のオープニング作品。アニメとあなどるなかれ・・・結構よかった。機会があったらみるべし。しゃべる犬とか出てくるよ!日本では12月に公開です。日本語公式サイト(音が出ます)
ディズニーというかピクサーがいい映画をつくるな~。ディズニー映画はあまり見ないのですが、UGCの見放題パスのおかげで、すごいみたい!以外の作品も気軽に見に行けるので、今回もこのパターン。
フランス語吹き替えで見たのですが(子供向けなのできっとわかりやすいだろうと思って)、フランス語バージョンでは、歌手のシャルル・アズナブールがカールじいさんの声を担当しています。
最近~少し前に見たフランス映画。あらすじなどはニュースダイジェストから。
Joueuse(仏=08 1H40)
監督: Caroline Bottaro
出演: Sandrine Bonnaire, Kevin Kline, Valérie Lagrange
コルシカ島の小さな村。ホテルの清掃員として働くエレーヌ。代わり映えのしない地味で単調な毎日だけれど、夫と娘と共に営むつつましやかな生活は、一見幸せそうに思われていた。しかし、生涯続くだろうと思っていた彼女の暮らしは、チェス・ゲームとの偶然なる出会いによって一変する。チェスに魅了され、のめり込むにしたがい、それまで控え目で目立つことのない女性だったエレーヌは……。
自然豊かなコルシカ島を舞台に描く人間ドラマ。演技派女優サンドリーヌ・ボネールとアカデミー賞俳優ケビン・クラインの共演。
エレーヌがチェスに興味を持ったのが・・たぶん、Lux(お金持ち)へのあこがれ・・・みたいな描かれ方をしていて、彼女の娘が「うちが貧乏なのがいけないのよ!」みたいなことを言った時にそういうことに気がついて、チェスをやめるんだけど、やっぱりやめられなくて再び始めて・・・なんだか女性の自立の話(家族の応援とがあるのでちょっと意味合いは違うんだけど)なのかな・・・と見終わったときは思ったりもしました。映画自体はわりと解りやすかった。
Neuilly sa mère (仏=08 1H30)
監督: Gabriel Julien-Laferrière
出演: Samy Seghir, Jérémy Denisty, Rachida Brakni
パリ郊外シャロン=シュル=ソーヌのシテ(低所得者用団地)で、気の合う仲間と幸せな日々を送っていた14歳のサミは、会ったこともない叔母の元へ預けられることに。由緒麗しき家系の後継者に嫁いだ叔母。引っ越し先は裕福な特権階級が多く暮らすヌイイ=シュル=セーヌ。礼儀作法にうるさい厳格な叔父や大統領になる野心Balaskoを抱く偏見に満ちた同い年のいとこなど家の中だけでも大変なのに、転入先の超ブルジョア校でもサミの悩みは絶えない……。
階級社会フランスならではのシニカルなユーモアをふんだんに取り入れたコメディー
けっこうこの映画はヒットしているらしいです。私が見に行った時も混んでいたな。話自体はわかりやすいのだけど、笑いどころで笑えないのが・・・悲しい(語学的に)。そしてけっこう見知った俳優が出ていました。引っ越し先の叔父・・・Denis Podalydès(Bancs publics (Versailles rive droite)の主役)、サミーの転入先の校長先生・・・・Josiane Balasko(Le Hérisson)、サミーの叔父は離婚(なのか・・・?)していて、今はとても仲の悪い前の奥さんが近所というかとなりに住んでいていとこたちは週末はその母親の家に行ったりするのだけど、そのいとこの母親・・・Valérie Lemercier ヴァレリーは気がつくといろいろ映画で見かけたりするのだけど、今度公開の「Le Petit Nicolas」のニコラの母親役みたいです。ネットで予告を見たら出ていました。
Demain dès l'aube
監督: Denis Dercourt
出演: Vincent Perez, Jérémie Renier, Aurélien Recoing
ピアニストとして活躍するマチューの心配の種は弟ポールだった。衣装をまとい、武術を身に付け、ナポレオン時代の歴史愛好家仲間と共に当時の戦争にのめり込むポール。マチューは弟を現実世界に連れ戻そうとするが……。
音楽家としても活躍するドゥニ・デルクール監督の新作。神秘的な映像世界の中スリリングに描かれる人間ドラマ。2009年カンヌ国際映画祭ある視点部門出
ウトウトしていたっていうのもあるのだけど、けっこう言っていることが難しくてあんまりわからない映画だった(もしかしたら言葉だけじゃなくて映画自体が難しかったのかも・・)あれ?どうしてそうなるの?みたいな。そして、「えー!!」な終わり方。
ナポレオン時代の歴史愛好家とのシーンはみんな時代かかった衣裳なので、一見、見ている方は映画というのもあって、時代物の映画を見ている感じなんだけど、突然現代のシーンに代わって、「これは映画の登場人物がそういう時代的な衣装を着ていて、そういう風にふるまっているんだ・・・」と気がついて、なんだか変な気分になります。映画の中でまた違う映画のシーンが出てきて、役者は一緒でしかもその移り変わりが自然だからあんまり気がつかないそんなような感じ。
そ の歴史愛好家の人たちが決闘を本気でやっていて、そのシーンがけっこうドキドキした。そういえば「デュエル Duel」(*「メイちゃんの執事」)ってフランス語で「決闘」って意味なんだね…この単語を今回はよく耳にしました。
ちなみにタイトルはヴィクトル・ユーゴの詩からみたいです。「明日の夜明け」
監督は日本でも公開された「譜めくりの女」(私は見ていないのだけど)の監督の方だそうです。
バカンスも終わり、だそうです。そのため日本の帰省ラッシュみたいにバカンスから帰る人々の車で大渋滞・・・のニュース。
なんか夏も終わりなんですかね・・・さみしい。
一昨日、職場の人たちと最終日のパリプラージュに行ったら、すでに撤収作業が始まっていて・・・これまた、なんだかさみしかった。
話は変わって、いつのまにかローマの世界水泳からベルリンの世界陸上に変わっていた。ツールからスポーツの大会ばかりだなあ・・・夕方~夜にかけてのいい時間帯の放送なのですが、あんまり陸上とか水泳は特に気にしていないので、たまたまテレビをつけたらやってたみたいな感じなのですが、やり投げだったかな・・・おととい日本女子選手の映像を見ました。
スポーツでたのしみといえば、今年というか来年の冬季オリンピックかな・・・私の場合。あと11月のパリで行われるスケートのグランプリシリーズを今年も見に行きたい。去年は格安(自由席、それでも真央ちゃんを生でみれたのでけっこう満足)のショートプログラムを見たのですが、今年はフリーとかそのあとのエキシビジョンを見たいのですが・・・やっぱりお値段が高いのです。
ここ数日、暑いフランスです。今はましですが、昨日の夜は寝苦しかった・・・そして、職場はさらに暑く「暑い、暑い」しか出てきません。
こんな暑い日は食欲もなくなるので、冷たく冷やしたフルーツがおいしいです。フランスはやっぱりフルーツおいしい。今年はフルーツの出来がいいとか・・・
メロンはそんなに好きではなかったのですが・・・この時期安くて(1~1.5€くらい)おいしい!ということが判明して以来、よく買います。こっちのメロンは値段のわりには本当においしいと思う。
ネクタリン(白)もおいしい~ので、ちょっとはまって食べていました。アブリコ(杏)が安かったので、ジャムに。かなり砂糖が入っているのですが、適度に酸味があって、アブリコは焼くと酸味が出てくるフルーツみたいです。なので、タルトなどでそのまま焼いて使うと、けっこう酸っぱいのができてしまうので難しい・・・生のアブリコも当たり外れがけっこうあって、この写真のは大味。以前、職場で買ったけっこう高いのが、香りもすばらしくおいしかった。
監督: Uros Stojanovic
出演: Katarina Radivojevic, Sonja Kolacaric, Stefan Kapicic
(ニュースダイジェストからテキスト引用で、あらすじをざっと。第一次世界大戦後のセルビア。あちこちに点在する小さな村々は、若い男を戦争で失い、労働力ばかりか子孫繁栄の面でも危機的状況にあった。ポクロプ村はさらに深刻な事態。唯一の生存男が、偶然にもある姉妹によって殺されてしまったのだ。村の女たちは決議する。殺人姉妹の処刑か、新たなる男の復活か。残された道は2つにひとつ……。
アーティスティックなビジュアルとユーモアたっぷりに描くファンタジー。音楽を梅林茂が担当。
ウトウトしてしまったのですが、印象は不思議な話で、ある意味女性の怖いというかあさましいというか・・・なところが描かれているなあ…と。ビジュアルが素敵(かなり好きな感じ)だったのと、主役の姉妹がきれいで印象的。姉の方の目力と妹のかわいらしさ。あと、登場人物の表情(ほぼ全員)も印象的だっただったな・・
セルビアの映画だそうです。日本語字幕でまたみたいな・・・
8/15~17日、ノルマンディー Normandie に行ってきました。会社主催の2泊3日の旅行で、行きたい人が参加するので義務ではありませんが、総勢24人の大型バス貸し切りでまるで社員旅行。(フランスに社員旅行なんてものは存在しません)
3日間の旅行と行っても、パトロンの実家の広いお庭でお昼ご飯~とか、バーベキューとか、川辺でピクニックとか、かなりゆるい内容。観光は1日目にお城を見学したのと3日目のモン・サン・ミッシェル!!(←かなりベタ)
バカンス時期だけあって、大勢の人が訪れていました。観光バスだけでもこの数!
パトロンの実家で飼われているこのジャック・ラッセル・テリアがかなり臆病者で・・・なかなか触らせてくれない。(まず、飼い主さんが側にいないと出てこない)しかし、フリスビーとかやっていると喜々として、追いかけまわしてきたのは犬の習性でしょうか?
いや~しかし、ジャックはかわいいな~
Une arnaque presque parfaite 英語のオリジナルのタイトルは The Brothers Bloom フランス語のタイトルだと、「ほとんど完璧な詐欺」ってこと?arnaque が 策略、ごまかし、ペテン という意味だそうです。初めて目にしましたこの単語。ひとつ勉強になった。
監督: Rian Johnson
出演: Adrien Brody, Rachel Weisz, Mark Ruffalo
ニュースダイジェストからのテキスト引用させてもらって・・・・ストーリーはというと 幼少より詐欺を働いていたスティーブンとブルーム兄弟。詐欺家業から足を洗いたいブルームは、雲隠れしていたものの兄に見つかり、「最後にひと花!」と詐欺の仕事を持ちかけられる。ターゲットは、田舎の大豪邸にひとりで暮らす大金持ちの未亡人ペネロピ。退屈な日々を持て余していた世間知らずのこのお嬢様を、2人は世界旅行に誘い出し……。
豪華出演陣でおくるスタイリッシュなコメディー。詐欺仲間役で菊池凛子が出演。
かなり私の好きな感じの映画でした。衣装・音楽・セット・ロケ・画面の感じとか。いろんな国が出てくるのだけど、プラハなんかも出てきて。菊池凛子もなかなか好演・おいいし役です。主演のあの(あの、とか書くと失礼ですが…)エイドリアン・ブロディがちょっといいかな~なんて思ってしまった映画でもあります。レイチェル・ワイズもかわいい。
菊地凛子も出演しているので、日本で公開が未定なのが不思議。日本語字幕でもう一度みたい。さもなければ、DVD。興味があれば、オリジナルサイトで予告が見られます。
G.I. Joe - Le réveil du Cobra 日本でも公開中のG.I.Joe 普通だったらこういうハリウッドSFXものは見ないのですが、この予告を見た時にパリでのシーンやエッフェル塔が倒れちゃうシーンなんかを見て、興味があったので。普通におもしろかったです。こういう映画って、言葉がわからなくても楽しめるし、シーンの展開が早いので(画面について行くのがけっこう大変なくらい早かった)眠くならずにすみました。
女子の衣装が全身ぴったりな衣裳なのだけど、バロネス役のシエナ・ミラーもスカーレット役のレイチェル・ニコラもスタイル良くてかっこいい。まんがみたいだなあ・・・とか思いながら見てたけど、G.I.Joeってフィギュアなんですね、もとは。ちなみに韓流スターのイ・ビョンホンが敵方役で出演しています。
地震の話題はこちらのニュースでも取り上げられていました。地元→東海地震・・・なだけに心配なニュースです。
さて、バカンス中のパリは気がつけばいろいろなお店が閉まっていたり、工事中の道路が多かったり。昨日、今日と本気の自転車乗り(ロードバイク+ちゃんとしたユニフォーム・・・フランスは趣味でロードバイクに乗っている人もいてちゃんとした本格的な恰好で走っている)を街中で見かけ、バカンス中な人なのかそれとも選手なのか気になる・・・というのも、昨日はAg2R、今日はフランセスデジューのマイヨー(ユニフォーム)で(どちらもツール・ド・フランス出場のフランスのチーム)体脂肪率の少なさそうないかにもスポーツ(しかも持久力がいりそうな)やってます、みたいな人だったので・・・
そして、この前の日曜日の帰宅途中のマレあたりの信号待ちをしていたら、ローラーブレードで走っている人たちを見かけました。たぶん、バスティーユあたり出発のローラーブレードでパリの街中をみんなで走る・・・というようなのがある、と聞いたことがあったので、たぶんそれです。警察のバイク先導でけっこう大勢の人たちが走っていました。黄色のTシャツのスタッフや赤十字スタッフ(この人たちもローラーブレード、ちなみにポリスのローラーブレード隊もいた)もいて、けっこう本格的。この催しは以前も見たことがあって、これで2回目。私も参加したいな・・・と思ったけど、その場合、ローラーブレードを手に入れることから始めなくては。
台風の話題はこちらのニュースでも報道されていました。
今週は映画週間、ということで土曜日から見に行っています。1日2本とかちょっとつらい・・以下のは、以前2~3週間前に見た作品。
Bambou 映画監督でも知られる喜劇役者ディディエ・ブルトン監督・主演。この旦那役に対してこんな美人が奥さん役はちょっと・・・とかは、まあ、監督=主演の映画ですから。Bambouというなまえの犬が出てくる、コメディ映画です。映画の中で飼っている犬を溺愛している飼い主が出てくるのだけど、どこの国でもこういう人はいるんだな・・・と妙に納得。動物病院の待合室のシーンとか。印象的だったのが、フランス語でChien(犬)は男性名詞なので前置詞は un がついて、un chien になるのだけど、Bambouは女の子なので、une(女性名詞につく前置詞)だ、とかいうセリフがあって、それは本当にそう使われるのか、それとも映画の中で、コメディ的に風刺的に使われていたのか、というシーン。
Girlfriend Experience
スティーヴン・ソダーバーグが高級娼婦の世界を描いた、インディペンデント製作の作品。睡眠不足で行ったので、前半部分は撃沈していたので・・・あまりわからなかった。同じトーンの作品で、映画の感じとかポスターのカッコよさとか、好みな感じの作品。
Brüno 「ボラット」のサシャ・バロン・コーエン Sacha Baron Cohen 主演のかなりいっちゃっている作品です。ブルーのという、オーストリア出身のゲイの男性をコーエンが演じていて、かなりお下劣で、日本で公開は・・・と思うのですが(でも公開予定らしい)、けっこうインテリ?なコーエンのこの役のなりきり方とか、かなりがっかりな笑うに笑えない内容の話だったのだけど、もしかしたらかなり風刺入っているのかも・・・と思うシーンも多々あり、ただのバカな映画ではないのかもしれません・・・
最近暑いかな~と思うのですが、今日は暑かった!こんな時はアイスの写真でも。
サン・ルイ島の有名店、ベルティヨンにて。
確か好みのグラスもしくはソルべに、シャンティ(生クリーム)とクーリー(ソース)がつくメニューがあって、私はクーリーがいやだったので、かけないでもらったもの・・・だったと思います。シャンティもりもりでけっこうびっくりした。
聞いた話によると、ベルティヨンはただ今、バカンス中でお休みだとか・・こんな暑い季節でアイスがバンバン売れるだろうに…すごいなあ・・・。
もりもりだ~
バスク旅行中スペインのサン・セバスチャンで。フランスより、安くてさっぱりめ・・な気がしました。
以前も登場したレモで、テイクアウト。ショコラ・ブラン。ここは1boule(ひとすくい)で3.5ユーロと高いな…と思っていたのですが、このときはそのひとすくいがけっこう大きい!と判明。
The Reader/愛を読むひと
ケイト・ウィンスレットが今年のアカデミー賞主演女優賞を受賞した作品。原作は大ベストセラー「朗読者」・・・と話題尽くしの映画で・・実はもっと前に公開されていた・・・と思ったらまだだった。しかも、ポスターを見たら、監督が「Billy Elliot/リトル・ダンサー」「めぐりあう時間たち」のスティーヴン・ダルドリー監督でで、これはぜひとも見たい!と思っていて、先週くらいに見に行った作品です。
わりと淡々として、映像・音楽が美しい(見ている時も音楽いいな・・・と思いました。)ケイト扮するハンナ・シュミットの秘密が私が想像していたのとは違って、彼女の誇りのためにその秘密を守った・・・というのが、やはり衝撃でした。わりと期待して見に行った映画だったのだけど、期待を裏切ることなく良かった映画だと思います。
主演なのか助演なのかはわからないけど、ケイト・ウィンスレットはやはりいいな・・・と思いました。いろんな賞取っちゃうよ、確かに。彼女はノーブルな役もいいし(「タイタニック」とか「ネバーランド」)かと思えば、「エターナル・サンシャイン」のああいう役もいい。英語圏の女優さんだったら、私はイギリス系の女優さんが好きなんだろうなあ・・・と最近思います。
Harry Potter et le Prince de sang mêlé/ハリー・ポッターと謎のプリンセス
ハリー・ポッターは2作目から映画館で見ている身としては、もちろん今回の新作も映画館で観なくては~と見に行ったのですが、けっこう前作を忘れていたので最初はどうだったけ・・・となんだか話がわからない部分も…あった。しかも、登場人物とか場所の名前とか、日本語で覚えているので、フランス語(英語)表記で見るとパッと見、全然理解できず、これまた最初の方は理解できず…ホグワーツ(ハリーの学校)のことなのに、全然わからなくて知らない単語として扱っていたら、途中で「ホグワーツかあ!」と気づいたり、そんな感じ。あと、フランス語だと英語とは違う名前であらわされている登場人物もいたりで、ちょっと混乱部分も。
それにしても、トーンが暗くって、最初の方の映画の明るくて、ドキドキ・ワクワクな感じが懐かしいです。しかも「待て、次回作!」な終わり方・・・職場のアプランティの子(フランス人)の話だと、原作と違う終わり方みたいです。私は(第1作以外)原作読んでいないので何とも言えませんが。
前作の「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」を見たのは覚えているのだけど、いつ・どこで見たのかすっかり、しかも話の内容もすっかり忘れていました…これはDVDを見るべきなのかも。
パリ・セーヌ河沿いがPlages=海岸に・・・
セーヌ沿いの普通は車が通ったりする道がこの期間の間だけ、歩行者天国みたいになって、そして、砂浜やらカフェ・イス(プールにあるような)、プール、卓球やペタンクなどちょっと遊べるものなどが出現して、海辺・海岸が出現。
数年前から始まったこのイベント、聞いたことあったけど、夏にパリにいることなんてなかったので、初めてのぞいてみた。
移動式雑誌販売
砂浜っていっても、微妙なんですけどね…それでも水着でせっせと日焼けにいそしんでいる方がもいました。
虹ができていました!
このミストサウナは暑い日だったら気持ちよさそう。
通勤途中の道だけど、また来るかは微妙だな・・・・
アート展覧会「STAGES」。概要をナイキのプレスの記事から引用させていただくと・・・・
ガンと闘う人たちに、インスピレーションとパワーを与えることをテーマとした「STAGES」。同展覧会には、世界的なアーティストが20名以上参加し、アートを通じLIVESTRONGのメッセージを表現すると共に、LAF への募金活動を目的に、作品を披露します。
「STAGES」は単なるアートイベントではなく、自身もガン克服者であるアームストロング選手からインスピレーションされ、人間が持つ潜在能力を表現する祭典であり、ガンと闘う人たちに捧げられるプロジェクトです。アート界の著名人たちに、ア-ムストロング選手自身と彼のガン克服との闘いにインスピレーションを受けた作品を制作するように依頼することで、アート、社会奉仕活動、そしてスポーツを融合させ、ガンと闘い続ける人たちが持つ力の可能性を表現していきます。
同展覧会は、パリのエマニュエル・ペロタン・ギャラリーにて開催後、今秋からはアメリカで開催予定です。「STAGES」で展示されたすべての作品は購入可能で、その収益のすべてはLAFに寄附されます。
エマニュエル・ペロタン・ギャラリー Galerie Emmanuel Perrotin
76 rue de Turenne 75003 Paris 北マレ地区。
普通に仕事帰りの汚い格好だと、かなり浮いちゃうようなところだったのだけど、まあ気にせずに。
中はちょっと隠し撮りで・・・
アーティストがデザインした自転車でアームストロング自身がツール・ド・フランスやジロ・デ・イタリアで乗った自転車も展示されていました。*もっといい写真がSTAGESのHPにあるのでそちらを見てください。
ギャラリーの入ったところに、ツール最終日シャンゼリゼゴールの時に乗った、蝶のきれいな自転車が飾ってあって、デザインも素敵だったのだけど、プロ選手がのるロードバイクの機能的なデザインの美しさもほーっと見とれてしまいました。
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