Micmacs à tire-larigot
Micmacs à tire-larigot
映画「アメリ」でおなじみ、ジャン=ピエール・ジュネJean-Pierre Jeunet 監督作品。相変わらずの彼の世界炸裂、な映画でした。主演は、ダニー・ブーン Dany Boon、ジュネ作品でおなじみの面々も・・・Dominique Pinonとか。撮影監督には「La Môme(エディット・ピアフ~愛の賛歌~)」(06)でセザ-ル賞受賞の永田鉄男氏だそうです。
オリジナルサイトはこちら けっこうこっているサイトです。
ダニー・ブーン演じるバジルが自分に不幸をもたらした武器会社を、仲間たちとともに復讐するというようなストーリーなのだけど、その仲間というのが奇人・変人・ユニークで(ジュネ作品ぽい)のだけど、彼らの得意技能が生きて作戦が成功していく・・・というのがいいのかな。この監督の映画の独特の色使いとか、音楽とか、小道具的なもののオリジナルさとか好きな世界です。そして、個人的にはけっこう見知っているパリの風景が出てきて、うれしかった・・・でも、パリの風景って感じがあんまりしないのだけど。ちなみに、最後のシーンの川沿い(正確には運河)は以前住んでいたところ近くだったり。
JULIE FERRIER の体のやわらかさが!あれは特殊撮影とかじゃなくて、あの女優さんの特技なんでしょうか?
ストーリーはちょっと武器社会(自国フランスに対しての?)を皮肉っているのかな、と。
映像だけでもわかるのだけど、もうちょっとフランス語がわかればさらにおもしろいんだろうな・・・と。何回か見ていくと、細かい所がちょっとおもしろかったりします。細かい所がなんかリアリティがあって、そういうのがわかる人にはおもしろいかな・・・とおもったりします。
ちなみにこの不思議なタイトルの意味を調べてみたら…
micmac・・・たくらみ、陰謀
à tire-larigot・・・・たっぷり、たらふく
各単語は口語でこういう意味でした。
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