Le Ruban blanc
Le Ruban blanc/Das weiße Band(ホワイトリボン)
今年のカンヌ映画祭パルム・ドールを受賞した、ミヒャエル・ハネケ監督の作品
第一次世界大戦前の北ドイツのプロテスタントの村が舞台。この村で不審な事故や火事など事件が次々が起こります。映画の中では、不審な事件以外に階級社会や厳格な家長制度、体罰、たぶんプロテスタント教会の抑圧みたいなの・・・などが描かれているのですが、けっこう暗示的な部分もあり、そのあたりは見た人によって感じ方は様々なのでは?
そういう私は、2時間24分という長い映画、フランス語字幕(しかも白黒画面で見づらい)と睡眠不足のまま行ったのでウトウト・・・と最初に見に行った時はなんだかわからず終わり、もう1回と体調をけっこう整えて見に行っても、やはり睡魔はやってくるし、無言のシーンも多いのだけどセリフのあるシーンはけっこう言っていることが多くて、フランス語の字幕が追えず、やはり??という感じです。前よりはなんとなくわかったような。
モノクロームの作品で映像はとても美しく、しかもその当時の服装・セットで本当に当時の記録映画みたいなのを見ている錯覚に陥いります。けっこう子供が出てくるのですが、その子供たち一人のアップのシーンの表情とか印象的でした。話の内容は難しいのできっと好みが出てくるのだろうけど、映像の美しさ・力強さといったものに関しては見ても損はないかな(その場合映画館で見た方がいい)。
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