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BALLETS RUSSES

12月20日という忙しい中、見に行ったバレエ(日曜日の夜で次の日の月曜日は休みだから大丈夫かな?と思った)でも、チケットを買う時けっこう並んだり、聞いたことある作品なのにどんなのかは見たことがなかったり・・・楽しみにしていた公演でした。

演目は

LE SPECTALE DE LA ROSE Mikhaïl FOKINE

L'APRÈS-MIDI D'UN FAUNE  Vaslav  NIJINSKI ドビュッシーの音楽「牧神の午後」

LE TRICORNE  振付:Léonide MASSINE

PETROUCHKA  Mikhaïl FOKINE ストラヴィンスキーの音楽「ペトローシュカ」

の4作品で、10~20分の作品。

ロシアのバレエだと思っていたら、実は「バレエ・リュス」というバレエ団体100周年を記念してのもので・・

Les Ballets Russes de Diaghilev ont cent ans et demeurent une des aventures les plus audacieuses du xxe siècle. Quatre oeuvres essentielles, réunissant l’élite artistique de leur temps – chorégraphes, peintres et musiciens –, sont présentées dans leur insurpassable chorégraphie d’origine.

オペラ座のHPにもこのように書いてあってのですが、まったく知らずに見てからちょっと調べてみたらわかったことですが

Wikipediaからの引用によると

バレエ・リュスBallets Russes)は、ロシア出身の芸術プロデューサー、セルゲイ・ディアギレフ(1872年 - 1929年)が主宰したバレエ団である。

ロシア・バレエ団」とも呼ばれ、1909年にパリのシャトレ座で旗揚げしてから、ディアギレフ死去後の1929年に解散するまでの間、パリを中心として活動し、今日のモダンバレエの基礎を築いた。集まった芸術家たちの気持ちは、ディアギレフを含め、必ずしも一枚岩でなかったとしても、バレエ・リュスは多くの芸術を遺した。20世紀前半の舞踊・音楽・美術が、バレエ・リュスにみのった、と言うこともできよう。

このバレエ・リュスで活躍した舞踊家・振付家・音楽家・画家・装飾家の名前を見ていくと、20席前半の有名な芸術家ばかりです。今回の公演のLE TRICORNEの装飾もピカソの元にしたとか・・・

LE SPECTALE DE LA ROSELE TRICORNE  はバレエという感じもしましたが、ストーリー性のあるものだったし、PETROUCHKA はダンスの部分もあるけど、全体としてはお芝居を見ている感じ、そして初演当時物議をかもしたというL'APRÈS-MIDI D'UN FAUNE  は素敵だったけど、不思議な踊りというかなんというか・・・・

今回この作品を見て、けっこう衝撃を受け、100年前のパリではこういうバレエ団がいて、多くのアーティストたちが参加し、いろいろな作品が作られていった・・・という史実を知り、今更ながらパリって芸術の街でもあるのだな・・・と思ったりもしました。

実はこのチケットを窓口で買う時に結構大変で、人気があるんだな・・・と思っていたけど、こういう史実を知っているからなんでしょうね。私は見れなかったけどFrance3でテレビ放送もあったし、DVDも発売されるとか。欲しいぞDVD.

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写真はペトルーシュカ。衣装とかかわいい。踊れる部分(セットがないところ)の面積に対して、出演者たちが多くて、なんだかぎゅうぎゅうな感じがしましたが、人であふれかえっているといったこれは演出なのかな・・・

バレエ・リュス 踊る歓び、生きる歓び [DVD]

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