Une éducation
Une éducation / 17歳の肖像
先週は映画週間と・・仕事の後、疲れていながらも頑張って映画を見に行っていました(何もがんばらなくても・・・)
主役のキャリー・マリガンCarey Mulligan がアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたと知って、がぜん見たくなった映画でした。
1961年のロンドン郊外。16歳のジェニーはオックスフォード大学を目指す優等生。ある日ジェニーの倍以上に年の離れた男性デイヴィッドと出会い、恋に落ちる。高校生の少女が大人の男性と恋をして、結果痛い目に会う・・・みたいな内容を知っていて見に行ったのですが、ストーリー的にはそんな感じなのですが、映画の中のテーマというか(これは私が感じたことですが)またちょっと違っていて、要はeducationであり、タイトル(ちなみに現在のタイトルはAn education)が意味していることもなんとなくくみ取れる内容で、私的には女性の教育とかフェミニズムとかボーヴォワールとかそんなことまで考えてしまいました。(日本語のタイトルは意味的に弱いんじゃないかな・・)あと、17歳という年齢って、大人なのか子供なのか。
リン・バーバーというジャーナリストの自叙伝を映画化したものらしいですね・・・映画のサイトからですとドライなウィットと葉に衣着せぬ人物評のインタビューアーとして英国では有名だとか。
ともかく映画は、キャリー・マリガンの魅力に尽きるというか。でも彼女現在24歳なんですね・・・映画見ている時は「若いのにうまいなこの子~」とか思っていました。オリヴィア・ウィリアムズ(スタッブス先生)、ロザムンド・パイク(ヘレン)といった女優陣が良かったな…
ストーリーも良かったのですが、音楽とかセット、衣装なんかも良かったです。1961年という時代設定も重要だとか。(サイトの作品情報を読むとそうかな・・・と思います)主人公がパリにあこがれていて、実際パリに旅行するシーンもあるのですが、こういう「憧れのパリ」的シーンはパリジャン・パリジェンヌはどういう思いを持って見ているのか知りたくなります。
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