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2010年6月

Tir au but

パラグアイ戦残念でした。仕事後の4時からカフェで見ていました。

PK戦はやだな・・・と思っていたら本当に嫌な結果に。

関心がそこまでないな・・・・と思っていたワールドカップがここまで楽しくなったのは、やはり代表の善戦があったからなんでしょうね。

ありがとう!Merciです。

これからの楽しみなんだろう(ワールドカップは続きますが)と思ったのですが・・・・

明日(6月30日)からソルド

土曜日からツール・ド・フランス。(フランスのチーム・ブイーグテレコムの新城選手が今年も出場決定です。)

L'ILLUSIONNISTE

Mini_film5548 L'ILLUSIONNISTE

ジャック・タチが書き上げたけど制作はされなかった原作を「Les Triplettes de Belleville ベルヴィル・ランデブー」の監督シルヴァン・ショメがアニメ化した作品です。

ジャック・タチ原作・・・というのももちろん気になりますが、予告の絵の美しさにとてもひかれました。

特に背景というか風景がとても美しい。

ストーリーというか映画の内容は、タチの映画ぽく、そんなにセリフもなく、主人公の手品師はまるでムッシュ・ユロ(つまりタチ作品に出てくるタチぽく)だし、ちょっとクスクスと笑えるところとかしんみりする結末とか、タチ作品の好きな人はぜったい気になる映画だと思います。

個人的には日本のアニメとはまた違ったアニメーションで良いな~と思いました。

暑いです~

ここ数日暑いです~

6月21日の夏至の日のFête de la Musique の日は涼しかった。ちなみにこの日は朝から用事があり、知人宅で夕飯をごちそうになったりとで・・・この音楽の日に催される音楽などは聞きにいけなかったのですが、帰りがけにフランソワ・ミッテランの大きな図書館があるところのセーヌ沿いを通ってみたら、クラブ状態ぽくなっていて、たくさん若者がいて盛り上がっている感じでした。

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土曜日の26日はゲイ・パレードの日だと情報があったので、どんなものかとゴールのバスティーユの広場にいってきましたが

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暑さと人の多さ…仕事の疲れ…などで、そそくさと帰ってきてしまいました。

お仕事といえどこういう時の警備の人たちは大変だな・・・と思います。

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よかったですね~

デンマーク戦でしたね。興奮冷めやらず。

日本のみなさんは早起きしたのでしょうか?こちらは20時30からのゴールデンタイムの放送でした。フランスのテレビ局放送するかな…?(オランダVSカメルーン戦も同じ時刻だったので)とちょっと心配していたのですが、France2での放送で時々オランダのほうの試合の中継もあったのですが、ほぼ日本VSデンマーク戦でした。

友人とドキドキしながら見ていたのですが、勝ってよかった~。一人で見るより、やはりだれかと見るほうがいいですね。

それにしても、けっこう波乱なワールドカップ。イタリアも敗退・・・ちなみにフランスでは、今日はチュエリー・アンリがサルコジとどうのこうの・・・というニュースをよく耳にしていました。

Air Doll

Mini_film5552 Air Doll/空気人形

去年のカンヌ出品作でフランスでも評価の高い是枝監督の作品がやっと公開です。

ラブドールが心を持って恋をする・・・とファンタジーなストーリーを想像していたら、まったく予想と違って都会のさみしい、悲しい話でした。しかも、もしかしたら起こりうるかも…というリアルさもあり、ちょっと怖くなりました。

それでも主役のペ・ドゥナちゃんは素敵でした…主演の彼女あってのこの映画ですね。

Bébés

Mini_film5546 Bébés

赤ちゃんのドキュメンタリー映画を見てきました。アメリカ、日本、モンゴル、ナミビアの異なる地域の赤ちゃんの誕生から1年間の様子を追っています。

ドキュメンタリーですが、やはり赤ちゃんのかわいさには勝てません・・・それにしぐさとか動きなんかでけっこう笑いもあって、全然たいくつしない映画でした。

Alain Chabat のアイディアみたいです。プロデューサーでもあるのかな。

最近のこと

先週はなんだか疲れる週でした…6月とは思えない気候なのも。暑くないほうが仕事をするうえではいいのですが、でも帰ってから寒いのもな・・・・でも、この気候のほうが仕事はしやすい・・・。どっちをとるか。

オランダ選はラジオで聞いていたのですが、試合中継よりもなんかスタジオのトークみたいなのが多かったような・・・フランスチームの今後とか。それにしてもラジオはまったく試合の様子がわからず、オランダが得点したときも、点が入ったみたい・・・でもどっちに?状態でした。やはり、試合はテレビで見なくては。

今日は朝から張り切ってDDTEに行ってきたのですが、すんなり終わって「え?これでいいの?」とある意味不安です。

あと、この前見た映画「Nannerl, la soeur de Mozart」をまた見ました。フランス語的にですが(こういうことを言っていたのか・・・と気がついた)発見があって、ふむふむ・・・と今回は見ていたのですが楽しさでは最初に見たときのほうがよかったかな…

Salle Pleyel

そこまで興味がないとかいっているW杯ですが、昨日はフランスVSメキシコ戦で半分寝ながら見ていました。結果は2-0で負けたので、最初のウルグアイ戦(だったけ?)は0-0の引き分けだったし、もうだめ・・・雰囲気がただよっています。まあその気持ちもわかるのだけど。前回の時は、あんまり期待されていなかったフランスチームがあれよあれよと勝ち進んで、決勝まで進んで楽しかったな…

明日は日本戦ですね。バリバリ仕事中ですが。

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ところで先週のことですが、Salle Pleyelというところでクラシックを聞いてきました。文化活動ですね。

Salle Pleyelはパリでクラシックを聴いたりするには有名なところみたいです。一度パリオケの子供のためのプログラムみたいなの(1時間くらいで7ユーロとか)に行ったことがあって、初生オケがけっこう新鮮で、一度ちゃんと聞いてみたいね・・・と話していて、本当はパリオケとか聞きたかったのですが、安い席はもうなくて、まだなんとか払える席が残っていたOrchestre Colonneというところの公演に行くことになりました。

Orchestre Colonneもパリのオケみたいで、この前のバレエ「ラ・バヤデール」の演奏もここのオケでした。

ちなみにプログラムは

  • Dominique Lemaitre
  • Le Quark et le Papillon
  • Ludwig van Beethoven
  • Concerto pour piano n° 5 "Empereur"
  • Hector Berlioz
  • Symphonie fantastique
  • ベートーベンのピアノ協奏曲でピアノを弾いたのがBrlglette Engererというフランス人の方(マダム・・・)でしたが、よかったです。アンコールもあって(アンコールというのは普通なの?)ショパンとリストを弾いて、それも良かったな。

    ベルリオーズの幻想交響曲は長い曲だったけど、飽きることなく、この楽器が今なっているのか・・とか思いながら、個人的にはパーカッションにけっこう注目でした。

    後ろの席だったけど、思っていたよりステージは遠くなかったです。ただちょっと手すりみたいのがじゃまだったかな?

    Dscf4064 こんな感じで。

    Coup du Monde/ビールの季節

    ワールドカップだな・・と思いつつ、そんなに見ていないのですが(フランス戦も起きたら終わっていた)それは、南アフリカでちょっと遠いからだろうか?それとも応援する国がいまいちだからだろうか・・と思っていたら、昨日の日本の勝利でちょっと楽しくなってきました。

    カフェとかでみんなで応援とかが楽しいのだろうな!・・・・4年前を思い出す

    ところで、最近はわりと涼しいのですが、少し前まで暑くて、そうなるとビールがおいしいですね!

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    ストラスブールのカテドラルの前の通りに、アルザスの蒸留所(大きいところから小さいところまで)や、ベルギーやドイツのビールなど、いろいろなビールが飲めるところがあります。基本飲み物でおつまみは2種類くらいだったかな?そこは実は最近知って(ストラスに以前いたころはそこまでビールを飲む習慣はなかった)、2回くらいしか行ったことがないのだけど・・・ちょっとお気に入り。

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    クリスチャンの前です。みんなテラスが大好き。

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    この前行った時は、かわいいわんこがいました。

    SUMMER WARS

    Mini_film5544 Summer Wars サマーウォーズ

    去年公開の日本のアニメーションです。Ovniで絶賛の記事を読んで、「時をかける少女」の監督だし、ぜひとも見ようと思っていたので見に行きました。

    おもしろかった!こういってはなんですが、久しぶりに映画を見てすごい集中したし、見ていてどうなるんだろう・・とドキドキしたし、うまい!と思ったり、ちょっとほろりとしたり。

    脚本のうまさにしっかりとしたキャラ設定、今ぽいバーチャルな仮想世界と昔ながらの大家族のデジタルとアナログの対比・・・・夏休みに親戚が集まったりする設定など、個人的には懐かしい。

    高校野球とか花札とか日本の夏とかそういう日本ぽいものは、他の国の人たちはどういうふうにうけとるのかな・・・と興味があります。

    朝顔育てたいな・・・・

    いまどきな草食系男子の主人公に神木くんが良かったな・・・

    フランス語での映画のサイトもあります

    Nannerl, la soeur de mozart

    Mini_film5545_2 Nannerl, la soeur de mozart

    タイトル通りモーツァルトの姉の話でおもしろそう・・・と思って見に行ったら、この映画がまさに私好みの映画でした。

    モーツァルトの家族での演奏旅行中のストーリーで、姉のナンネルもモーツァルトの伴奏をしたりしていて、そこでルイ15世の息子に出会い作曲を勧められるが、その当時女性が作曲をすることはできないならわしで、それでもなんとか作曲をしようと・・・・・

    姉のナンネルも音楽の才能にあふれた人らしく、ピアノ(チェンバロ?)、バイオリン、歌・・・など映画の中でいろいろと演奏します。もちろんモーツァルト(ウォルフガング)もあんなに小さい子供なのに自信満々にバイオリンを演奏したりしていて(このモーツァルト役の子もよかった)、楽器ができるっていいな・・・と思いました。

    それで、演奏旅行でベルサイユにも行くのですが、この時代のファッション(白髪のかつら、男性でも化粧・・・・)で、映画の中でこう写実に見ると少し異様といえば異様。ナンネルも男装するシーンもあって、この時代の仕組みって複雑。

    フランスの映画なので、登場人物が全員フランス語なのは変といえば変でしたが・・・時代物、その当時のファッション、ベルサイユ、音楽もの・・・となかなか私のツボに入る映画だったので、機会があればまた見たいです。ロングランとはいかなくても、すぐ公開終了にならないことを祈ります

    ROBIN DES BOIS

    Mini_film5502 ROBIN DES BOIS

    今週ぐらいからわりと見たい映画が公開となってきたのですが、この映画はけっこう以前から・・・2時間越えの作品だったのでなかなか見に行く機会がなかったのです。

    今年のカンヌ映画祭のオープニング作品でした。

    ロビン・フッドの話だとは知っていたのですが、ロビン・フッドについてはよく知らなくて、しかもこの映画はこの人物のいわゆる森での伝説が始まる前の話で、イギリスとフランスの100年戦争のころの話(?)ぽく(昔、世界史で習ったけどすっかり忘れたため、歴史的背景があまり分からなかった・・・)で、フランス軍がイギリスに攻めてくるのを追い返したり・・・

    ラッセル・クロウ・・・渋い。

    HATCHI

    Mini_film5542 見たいな・・・と思っていたハチ公の映画 HATCHI /HACHI 約束の犬 が公開されたのでさっそく見に行ってきました。

    ハチ公って秋田犬だったんですね・・・子犬時代もかわいかったけど、成犬になってからもかわいかったな・・・

    ストーリーは知っていたけど最後は感動!監督は「マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ」「ギルバート・グレイブ」「ショコラ」のラッセ・ハルストレム監督・・・だからフランスで公開されたのかな・・・?この監督の他の作品がまたみたくなりました。

    Fouday

    この前のストラスブールでの続き。

    翌日、ひょんなことからFoudayという村?まで行くことになり、早朝からドライブ・・

    場所的にはObernaiからSaint.Dieの方へ行く途中です。

    Dscf3975 ここにホテルレストランがあり、せっかくだから少し見学してきました。こういうところに泊まってみたいな・・・と。SNCFの駅もあるみたいですが、基本こういうところは車で来るのでしょうね。

    Dscf3977 この日は朝から快晴。

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    Dscf3979hôtel restaurant Julien 

    LA BAYADERE

    パリ・オペラ座バレエ団の公演「La Bayadere」(ラ・バヤデール ヌレエフ版)を見てきました。今回は5月17日の初日と5月31日の2公演を見ることができました。このチケットを買うのにとても並んだのですが(安いカテゴリーのチケットは窓口販売のみ)、そのためか17日の初日は後ろのかなり端の席でした。(といっても31日も近くだけど端なので場所によっては見づらい部分もある席でしたが)

    続きを読む "LA BAYADERE" »

    Prince of Persia

    Mini_film5520 Prince of Persia/プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂 

    日本でも公開中の映画です。「パイレーツ・オブ・カリビアン」と同じプロデューサーだそうです。あんまり字幕が読み取れなくても、全然大丈夫!な作品で、そして思っていたより面白くて、かなり満足。主人公の特性がアクションシーンとか中東のごちゃごちゃした街中でのシーンとかうまくできているな・・・と感心しました。ジェイク・ギレンホールって、どうなんだろう・・・と思っていたりもしていたのですが、この映画の中での飄々とした感じとか、筋肉とか・・・かなり魅力的でしたね。

    日本語字幕付きでも見たいな・・・

    La Tête en friche

    Mini_film5534 La Tête en friche

    監督:Jean Becker
    出演:Gérard Depardieu, Gisèle Casadesus, Maurane

    読み書きを知らない45歳のジェルマン。両親の愛を知らずに育った彼は、ビストロで働く仲間と静かな生活を送っていた。ある日、公園でハトを数えていた彼は、同じようにハトを数えていた95歳の老婦人マルグリットと出会う。元研究者で一日の半分以上を読書をして過ごす知的で穏やかな性格の彼女に、ジェルマンは読み書きを習うように……。

    ジェラール・ドパルデューが主人公ジェルマンを、今年96歳になるジゼール・カサドジュがマルグリットを演じる

    たぶん私がもっとフランス語がわかれば、この映画はもっと感動できたのかもしれないと実は思いました。(それとも途中で眠気がやってきたからか?)映画の中で言っていることは、そこまで聞き取りづらい、難しい・・というわけではないのですが、なんというかその言っていることをもっと理解しながら(かみしめながら)見れたらよかったのかも・・・

    サンドイッチを分け合うシーンがなんかいいな・・・と思う。

    こんな役がらでもドパルデューの存在感はすごいものです。それにしても、ジェラール・ドパルデュー仕事するな・・・と思うこの頃です。

    Ça commence par la fin

    Mini_film5521 Ça commence par la fin

    監督:Michaël Cohen
    出演:Emmanuelle Béart, Michaël Cohen, Léopold Kraus

    別れた恋人を忘れられずにいるジャン。破滅的でありながら、情熱に満ちた愛を交わしていたジャンとガブリエル。ジャンは思う、なぜ2人は別れてしまったのか。今なお、互いに愛し合っているに。ある日、2人は再会を果たす。過去と現在が入り乱れながら、2人の愛が再び交差する……。

    俳優ミカエル・コーエンが執筆した同名小説を自ら監督・主演で映画化。共演は私生活でもパートナーであるエマニュエル・ベアール

    エマニュエル・ベアールのけだるい感じがけっこう好きなのです。あと、ポスターもよくて気になっていたのもあって・・・。なんというか別れたカップルで、男のジャンの方はまだ未練があるのだけど、女のガブリエルの方はきっぱりしているのが(もともとジャンがガブリエルを好きになったのですが)フランスぽいな・・というか。エマニュエル・ベアールがバツイチ子持ちの女性の役なのだけど、なんかこういう女性、パリとかいそうだけど、なんか魅力的な女性でした。

    この監督が気になって調べてみたら、映画「輝ける女たち」で共演がきっかけで結婚したとか。この映画の中で、ちょっとかっこいいな・・・と思っていた俳優(この時は主人公の息子でゲイの役だった・・)の人でした。

    わりと評判はいいみたいです。

    到着して早々

    ストラスブール続き。

    到着したのは21時過ぎ。それから以前も行ったことがあるアルザス料理のレストランへ行きました。ちなみに、この日の出発に向けて早く仕事を終えるため、早朝(深夜?)から仕事をしていたため、かなり寝不足でした。

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    ピコンでアペリティフ。

    ここのは甘くてすきです。

    ジャガイモのガレットとシュークルート(王道)

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    そして季節の白アスパラ。

    Dscf3967 このアスパラはけっこういいお値段だったような気がする・・・

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    これまた季節のリュバーブのタルトでデセール。アルザスではこのタルトリュバーブはどこでも見かけます。スペシャリテぽいのかな・・・

    せっかくだからこのレストランで食べたい!とリクエストしていて、予約をしていてもらったのです。しかも到着遅くなるにもかかわらず・・・あちらで働いている日本人の方も誘っていたりして、楽しい食事となりました。感謝です。

    また続きます。

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