KAGUYAHIME
パリオペラ座バレエ団の公演です。
バスティーユの方の劇場で行われたジリ・キリアン演出の作品で、KAGUYAHIMEとは日本の竹取物語・かぐや姫です。(といっても・・・私たちがよく知っているかぐや姫の話が舞台で展開されたわけではなくかなり抽象的な舞台でした)
日本の雅楽の奏者とKODO(和太鼓の演奏グループ)が日本からやってきてこの公演に参加していて、音楽は日本の作曲家MAKI ISHI氏のものです。(最初は石井氏がKODOのために作曲した曲だったのかな・・・?)
私は6月30日と、7月14日の2回みて、最初は10ユーロの席で2階席の後ろ、2回目は無料で1階席で見ました。
自分的には、1回目の2階席の方で見た方がおもしろかった!というのも、この作品は、ダンサーでけではなく、奏者(雅楽・和太鼓・西洋の楽器のパーカッション)も演出の重要なポイントになっていて、たぶん彼らのパフォーマンスも見れた方が楽しめるので、2階のオーケストラピットが見られる席のほうが興味深かったです。それに音の迫力も2階席の方がよかったのでは…
席によっても見方はいろいろ変わるものだな・・・・と実感。
席が舞台に近いとダンサーの踊りも堪能できてよいのですが。
キャストは両日とも同じで
Kaguyajime MARIE-AGNÈS GILLOT
Mikado STÉPHANE BULLION
そのほかに、けっこう注目している若手のMATHIAS HEYMANN(エトワールです)も出ていたり・・・STÉPHANE BULLIONもエトワールに任命されたばかりで・・・でキャスト的には豪華。
2階席からのオーケストラピットの様子。
みなさん興味津津です。
雅楽の奏者(上の写真のちょっと階段状になっているところで演奏していました)とKODO(白の衣装)とパーカッションのアンサンブル(黒の衣装)。第2幕で和太鼓とティンパニーも舞台の上で演奏するのだけど、かっこよかった。
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