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2011年5月

La Conquête

Mini_film6044 La Conquête

監督:Xavier Durringer
出演:Denis Podalydès, Florence Pernel, Bernard Le Coq

2007年5月6日、大統領選の第2回目投票日。フランスで誰もがニコラ・サルコジ新大統領の誕生を確信した頃、彼は自宅に引きこもりガウン姿のまま沈んでいた。連絡を取ろうとセシリア夫人を探していたのだ……。

大統領選の勝利と、夫人との別れ。1人の男としてのサルコジ現仏大統領の姿を暴く。ルックスが実際の人物と似ている俳優陣も見もの

サルコジ大統領の映画・・・とちょっとだけ興味があって見に行きました。もうちょっと政治とか大統領選のこととかわかっていると、そしてちょっとフランス語が専門用語とか含めてわからない部分もあって、もう少しそれがわかればおもしろかったのだろうな・・・と思いましたが、出演者が本当に似ていて!それだけでもおもしろかった。個人的には(たぶん)ラシダ・ダチ女史がつぼでした・・・

政治ってある意味パフォーマンスなんですね。

実際のところどうなのかはわかりませんが、サルコジとセシリア夫人との関係(大統領就任中に離婚とかしてしまうのですよ)ってこうだったのかしら・・・

「La Conquête」は征服、取得 という意味らしく・・・権力を手にしながらも、妻を失った一人の男の話、現大統領のフィクションの映画なのです。

登場人物の名前と(詳しい)スキャンダルを明記した相関図(たぶんフランスの政治に詳しくないとこの映画のおもしろさはあまりわからないと思うので、これは大事!)を見てから、日本語字幕つきで見たいのですが・・・そんな要望がかなうのは難しいかも。

Vignette OFII

先週の健康診断やら行ってきて、書類などもしっかりと提出したのにもかかわらず、もらえなかったVignette(Visaを有効にするためにパスポートに貼るシール)ができたから、取りに来い、というメッセージが留守電に入っていたのでもらいに行ってきました。

ちょっともめるか?とか思ったけど、すんなりもらえた・・・前回感じの悪かったおじさんでしたが、今回は機嫌も良く、何事もなく。いろいろ説明を受けていて、1年後はどうするんだ?と聞かれて「わかりません・・・」と言ったら、以外な表情をしつつ、更新のことも説明してくれました。いや・・1年先のことなんて本当にわかりませんよ!

それにしても、送るよ、って言っていたのに、結局とりに行き、携帯に残ったメッセージとかもまあまあ聞き取れるように最近なってきたからいいけどさ・・・それにこのVignetteをもらうときのやりとりもちょっと・・・・フランス語がまだまだままならない人だったらどうするんだ!と思ったりもするのですが。どうなんでしょうね?

ヴィザ関係であとは、7月にまる1日の講義みたいなのに出なくちゃいけなく、それがすめば終わりです。

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ダロワイヨのディスプレイ

La fête des Mères

Dscf6327 5月29日の日曜日はLa fête des Mères母の日でした。去年はなんだかんだとこの時期忙しかったのでわからないのですが・・・フランスの母の日ってこんなに商業的だったかしら・・・と思うくらいにいろんなお店で母の日にちなんだものが売られていました。

パティスリーはまあ、以前からでしたのが・・・土曜日・日曜日に見かけたガトーなど。

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Dscf6326_2 Dscf6329ジェラール・ミュロ Gérard Mulot

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Dscf6331  パティスリー・デ・レーヴ Pâtisserie des Rêves ここで久しぶりにケーキを買ったのですが、後でこのシューのお菓子(母の日にちなんでの)に気がつきました・・・・ 

Img_0209 Img_0210 ダロワイヨ Dalloyau

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Le Gamin au vélo

Mini_film6039 Le Gamin au vélo

カンヌ常連のダルデンヌ兄弟の映画です。今年のカンヌのグランプリ作品(とるとは思っていなかったのでちょっとびっくり)ベルギーの映画ですね。

愛情を受けないで育った少年シリルと彼を週末だけ面倒を見るフォストファミリーのセシル・ド・フランス演じるサマンサ。シリルが悪い仲間とつるんだりして、事件を起こしたりしてしまうのですが、この二人の交流がポイントかな・・・ただ、見ていて少年シリルが中心で、この役を演じた子はすごいな・・・と思いました。

シリルが危ない目に合いそうで(なんとなく映画を見ていてそう思いました)ちょっとドキドキした・・・・最後のあのシーンはなんだったのだろう?人ってああいうときはこういうことしてしまうのだろうか。

ちなみにダルデンヌ兄弟の作品は知っていたのですが、今まで見たことがありませんでした。(「ある子供」をちらっと見たくらい)

De l'eau pour les éléphants

Mini_film6027 De l'eau pour les éléphants

アメリカ映画でした。私の好きなサーカス物。

両親の突然の交通事故死によって、ひょんなことからサーカス団で働くことになった獣医学生のジェイコブ。サーカス団の団長(Christoph Waltz が好演!というか怪演というか・・・・)とその妻と仲良くなり・・・

時代的には戦前のアメリカ、禁酒法とか大恐慌時代とかそんな時代だと思います。サーカス団が列車で移動する移動サーカス団でした。

最後はうまく終わってよかった・・・かな。

Le Bis du Severo

かれこれ2年以上前、モロッコはマラケッシュに行ったことがありまして、そのときに声をかけられた日本人女性Yさん(パリ在住)と再び会う機会があり(マラケッシュで別れて以来交流はなかったのですが、ひょんなことからメールをもらったりして)、今度食事でも!ということで、私希望のビストロ、Le Bis du Severo 16, rue des Plantes 75014 Paris に行ってきました。

日本の本にのっていて、店のそばのパリで1番と有名な肉屋から肉を卸し、店の地価で最高の状態になるまで熟成させているこだわりの店、とのこと。近くに Le Severo という本店(?)があるんだよね・・・確か。

さて、私たちは食べるぞ!と意気込んで来ました。女性ですがこういう方いいですね。

Dscf6290 アミューズ。これにリエット。

アントレはアスパラガスとかも惹かれたのですが・・・おいしいと評判のブーダンノワール。付け合せのサラダも新鮮で好印象。食べやすくて、おいしかった!このブーダンだったら、たぶん多くの人が食べられると思う。

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Yさんはマグロのタルタル。

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メインは牛肉のタルタル。タルタル好きなので。

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もう味付けがされているタルタルで、フリットがおいしい!

Dscf6295 Yさんのえーと・・・Beau  Fillet だったけかな・・・これにフリットがつきます。

ビールと赤ワインのグラスを飲んで、ワインってそこまで好きではないのですが、食事と一緒に飲むとおいしいな・・・と思います。

デセールは旬ということで、エストラゴン風味(だったと思う・・)のガリゲットGarigetto(フランス産の細長い苺)のスープ。

Dscf6296 Yさんはテュイール

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シェフの方が日本人で、なんとYさんの語学学校時代の知り合いだったそうです・・・で、ちょっとお話する機会があって、久しぶりにモチベーションの高い人に会い、キラキラ(この表現はどうか・・・とも思いますが)して見えました。6月中旬くらいでやめてしまうらしいのです・・・残念です。彼が、フランスに来た目的として、やっぱりちゃんとフランス人の下で料理を勉強したい、というようなことをおっしゃっていて、あーそうだよな・・・・と私も今の自分の状況とかちょっと考えたりしました。

liberté/égalité/fraternité

滞在許可書の健康診断とか何かいろいろ受けなくてはいけないことがあって、OFIIに半日ほど行ってきました。たいしたことしていないけど、疲れた・・・

ビデオを見たりもして、フランスの三か条というのか・・・liberté/égalité/fraternité がやっぱり出てきました。「ベルばら」読んでいたので・・・「自由・平等・博愛」というのをしっていたのですが、 fraternité はどっちかというと友愛・・・という感じなのかな・・・でも、この3つの言葉がこの国で行われていること(日本人の私からするとちょっと?みたいなこと)が説明されるのだと思います。

それにしても、いろいろ受けて、書類とかもちゃんと提出したのですが、「カードがまだできていないから送ります」と言われ・・・私的には「いつ送られてくるのだろうか・・・その前に結局送られてこなくて、OFIIに探しに来ることになるんじゃないか・・・?」というようなことが想像でき、ちょっとブルーになりました。今日の日はそっちが指定してきたので、だったら作っておけよ!という感じです・・相変わらずこの国の役所関係の仕事の適当さにはうんざりする。そして、最後のこのあたりを担当した男の人があまりに感じが悪かった。今回は女性の担当者は感じ悪い・・・ということがなかっただけに残念です。

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帰りに、ジェラール・ミュロに寄ってフレジエを買いました。4.5ユーロ。ビスキュイの部分がジェノワーズみたいに厚みがあって私好みです。いちご多め、クリーム少なめ。いちごがちょっと古い味がしたのですが、まあフレッシュなものは難しいですよ・・・扱いが。

Minuit à Paris

Mini_film6032 Minuit à Paris Midnight in Paris

監督:Woody Allen
出演:Rachel McAdams, Michael Sheen, Marion Cotillard

秋に結婚予定のアメリカ人カップル、ジルとイネズはパリに婚前旅行に訪れる。しかし、魔法の街、パリは2人をほんろうし……。
ウッディ・アレン監督がパリを舞台にメガホンを取ったロマンチック・コメディー。サルコジ大統領夫人のカーラ・ブルー二も出演。2011年カンヌ映画祭のオープニングを飾る話題作

2011年カンヌ映画祭のオープニング作品です。

思っていたのと全然違う話だった、おもしろかったけど。監督らしく、せりふの多い映画だったので字幕を追うのにつかれました・・・

映画で見るパリってやっぱり絵になるよな~と思います。知っている風景もあるし、ここどこで撮影したんだろう、という風景もありました。

Tomboy

Mini_film6003 Tomboy

誰も知らない引越し先で「ミカエル」と名乗って、自分を男の子と偽りだした少女ロール

いい映画でした。

子供たち(登場人物の大半が子供たちですが・・)の演技がよかった。得に主人公を演じたZoé Héranゾエ・エラン。パンツ姿のときは男の子みたいで、ワンピースを着たときは女の子に見えていたな・・・

フランス映画際で上映されるそうです

機会があればぜひ。

iris

Dscf6303 あんまりカンヌ映画祭を意識していなかったので、昨日賞の発表があって「もう終わりなの?」とちょっとびっくりしました。

パルム・ドールは「The tree of life」でした。見に行かなくては。

男優賞が評判のいい「The Artist」のジャン・デュジャルダンで、ますます作品が気になり、意外だったのがキルスティン・ダンストでした。ラース・フォン・トリアー監督がスキャンダル起こしてたな・・・

安かったので菖蒲を買いました。

Maelys

昨日はマレにあるPain de Sucreでケーキを買いました。

季節のものだからフレジエを・・・と思って。

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商品名はFraisierフレジエではなく、 Maelys でした。

お店のHPのカタログによると
Biscuit madeleine pistache et coriandre, crème mousseline angélique et pistache, fraises Maras des Bois

ピスタチオとコリアンダーのビスキュイマドレーヌ、アンゼリカとピスタチオのクレーム・ムースリーヌ、マラ・デ・ボワのいちご(このときはガリゲッタ(つづりがわかりません・・)という種類のいちごでした。

普通にフレジエでした。ビスキュイが厚みがあるのだけど、しっとりしていた。

ちなみにこれで5.60ユーロ。パリ値段です。

Religieuse

帰りがけに何かガトーを買おうと思って、バスティーユBastille近くのBlé sucreに寄って買ったのがこちら。

Dscf6299 Religieuse caramel beurre salé 有塩バターキャラメルのルリジュース 

ルリジュースとは修道女という意味ですが、こういうシューが重なったお菓子もルリジュースといいます。

本当はフレジエとかイチゴのタルトとか季節の物がよかったのですが、これ!という感じのもがなく、悩んだ末にこれにしましたが・・・・もしかしたら以前買ったことがあるかも。

Goèland

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goèland とmouette も「カモメ」だそうですが、goèlandのほうが大きいらしい。

抹茶味

そんなに久しぶりではないのに(2週間ぶりとか)「やせたね・・・」と言われる今日この頃の職場環境です。つまりは暑い。それに自転車通勤もしてるしね。

さて、カンヌのテレビ番組を見ていたら、ジュディ・フォスターが出ていて、本当に流暢なフランス語で話していてびっくりしました!今まで知らなかったので・・・本当にびっくり。けっこうフランス語はなせる女優さんもいるのですが、なんというか外国人のフランス語というレベルではなくて、発音なんかもひっくるめて、普通にフランス人が話しているみたいでした。

Dscf6289 抹茶のマカロン作りました。

最近ケーキ食べてないな・・・おいしいところで(ここ重要)買いたいな~

髪も切りました。日本にいた3ヶ月間、私の部屋を貸していた日本人の方に出張カットに来てもらったのですが、美容師さんの彼女の姿を始めて見、手に職ってすばらしい!と思いました。

パティシエも手に職だけど。

Etretat

本当はこの前の土・日・月の3連休が私に回ってくる予定だったのですが・・・アプランティの子が病気になり、出勤でした。

連休の予定だったので、バレエを見に行ったり、月曜日には2年前に行ったことがあるEtretat エトルタに日帰りで行ってきたりしました!・・・ちょっと忙しいなあ、私。

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エトルタでピクニックがしたい・・・ということでしたのですが、曇り天気で風が強くて寒かった・・・写真は午後になって晴れてきたときのもの。

この崖の上まで行けるのですが、絶景でした。

エトルタまでは、電車でル・アーブル Le Havreというノルマンディーの街まで2時間それから、バスで1時間ほどかかります。5月はプロモーションみたいなのをしているらしく、パリからル・アーブルLe Havreまで行きは13ユーロ帰りは15ユーロ。ル・アーブルからエトルタまでのバスが2ユーロでかなりお得に行けたと思う。

Voir la mer

Mini_film6028 Voir la mer

監督:Patrice Leconte
出演:Pauline Lefévre, Nicolas Giraud, Clément Sibony

ブルゴーニュに住む2人の兄弟は、夏休みに仏南西部のリゾートビーチへ母を訪ねる。旅の途中、海を見たことのない女性と出会い道中を共にすることに。3人の不思議な旅が始まった……。

テレビ番組のお天気お姉さんとして親しまれたポリーヌ・ルフェブルが、初長編映画にしてヒロ インの座を獲得。兄弟の前に突然現れた謎のマドンナを巡る三角関係が真夏の南仏で展開する

パトリス・ルコント監督の映画、ロード・ムービーでした。ヒロインのポリーヌ・ルフェブルがまあ、なんと魅力的!

兄弟が向かうのはたぶんSt.Jean de Luzで、せりふでSt.Jean de Luzに行く目的がタイトルどおりVoir la mer(海を見に行く)なのか、Voir la mère(母親に会う)なのかどっちなのか私の聞き取り能力ではいまいちわかりませんでした。

Où Va La Nuit

Mini_film6026 Où Va La Nuit

ヨランダ・モローの主演の映画で見に行ったのですが・・・なんだか暗い映画でした。

とある男性が女性を車で轢いてしまうところから映画は始まり、その男性の暴力に耐えかねてヨランダ・モロー扮する妻が夫を車で轢いて殺害してしまう。妻はブリュッセルに住む息子のところに身を寄せる。たぶんその息子の彼氏(よくあるパターンですが)のアパートに。身を寄せているうちに、警察が妻の犯行に気づき始め、逃げ出して・・・というような話でした。

映画自体はうーん・・・って感じなんだけど、ヨランダ・モローが言ってみれば平凡なぼんやりとした女性に扮していて、この女優はいろんな面があるな・・・と思いました。

DON QUICHOTTE/BALLET DU THÉÂTRE BOLCHOÏ

パリ・オペラ座でのバレエ公演は外部バレエ団の招待公演もあるのですが、今年はボリショイバレエ団の公演(「パリの炎」と「ドンキホーテ」)があり、公演日時もあんまりなくて大人気でチケットも即完売状態だったのですが(チケット発売時期はパリにいつ戻れるかわからなかったし、窓口販売の時は日本だったし)、大好きなドンキホーテは見たいな・・・と思って、仕事帰りから当日券販売に並んでみました。8ユーロの舞台左三分の一は見えない・・・状態の席でしたが、堪能しました!この興奮が収まらないうちに記事を!

スペインの小説の「ドンキホーテ」からの作品ですが、バレエだとキトリとバジルのカップルがメインになり、ドンキホーテ自体は狂言回し的な役。

主演はキトリにNATALIA OSIPOVA、バジルにIVAN VASILIEV

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NATALIA はかわいい!細い!顔小さい!ジャンプは高いし、よくあんなに足が上がるものです。IVAN のジャンプは本当に高くて、彼のジャンプごとに観客たちは息を呑み、拍手喝采でした。ピルエットも全然軸がぶれないし・・・3幕のドンキのパ・ドゥ・ドゥなんて何回もみているはずなのに、このペアのパ・ドゥ・ドゥは本当にうっとりしました!そして、技術もさることながら、演技もよくて、1幕のコミカルの芝居とか、踊りの合間に入れてくる小芝居とか。

そしてソリストたちもレベル高く、キトリの友人の二人、踊り子、キューピッド、スペインの踊りとジプシーダンサー(背中をすごく反る踊りでよくあんなに反れるな・・・と感心しました)そして特に闘牛士役のANDOREI MERKURIEVがなんだかすごいフェロモンを出していて、こんなダンサー初めて見たとちょっと目が釘付けでした。

3枚目役もすごい楽しくて、コミカルな話の展開と踊るごとに拍手喝采のダンスで1幕はすごい楽しかったし、2幕はソリストたちの踊りと、ドンキホーテの夢のシーンのまったく違う場面(バレエ、という感じの)で見ごたえあり、3幕は主に主演二人の踊りを堪能しました。

見づらい席でしたが、8ユーロだし、それ以上に楽しみました。見に来てよかった。

La Ballade de l'Impossible

Mini_film6029 La Ballade de l'Impossible

監督:Tran Anh Hung
出演:Kenichi Matsuyama, Rinko Kikuchi, Kiko Mizuhara

1960年代。高校時代、親友のキズキが自殺した。誰も知る人のいない場所で生きようと、東京の大学に進学したワタナベ。しかし、東京で偶然キズキの恋人だった直子に再会する。キズキの死をまだ乗り越えられない2人は時間を共にするようになるが……。

村上春樹の小説「ノルウェイの森」を「L'odeur de la papaye verte(青いパパイヤの香り)」(93)のトラン・アン・ユン監督が映画化

フランスでも「ノルウェイの森」公開されています。

今回は映画作品として見れたような気がします。映画としていろいろ感じるところなどもあって、もう1回くらいみたいかも。長い作品だけど!

菊地凛子さんはすごいな~と思いました。松山さんも・・・・今回見て、よかったです。

Thor

Mini_film6014_2 Thor マイティー・ソー

監督:Kenneth Branagh
出演:Chris Hemsworth, Natalie Portman, Anthony Hopkins

神の国アスガルド。王の息子であるソーは、横柄な性格が災いし、平和が保たれていた神の国に再び戦いをもたらす。王の逆鱗(げきりん)に触れ、地球に追放された神ソーは……。

同名の大人気アメリカン・コミックを、演技派俳優ケネス・ブラナーが監督した3Dアクション・ファンタジー。ソー役を演じるのは映画初主演のクリス・ヘムズワース、ヒロインにはナタリー・ポートマン。浅野忠信のハリウッド映画初出演作

あんまり期待してなかったのだけど、わりとおもしろかったです!3D映画もメガネが変わってからけっこう見やすくなって、今回3D映画の楽しさみたいなのも味わえた。

浅野さんが出演していて、何か変な感じでした・・・・

カンヌ映画祭

カンヌ映画祭が始まりましたね。

オープニングのセレモニー(メラニー・ローランが司会!)を見ようと思ったらすっかり寝てしまい・・・今、ニュースの話題で少し見ました。今年の審査員長はロバート・デ・ニーロ。

コンペティション部門では日本映画が2本(河瀬直美監督の朱花(はねづ)の月と三池崇史監督の一命)参加しているし、ある視点部門のガス・ヴァン・サント監督の映画Restlessが加瀬さんが出演していたりと、ちょっと気になるところでもあります。

ウッディ・アレンの新作がオープニング作品(フランスの映画館でも今日の20時から上映開始)がパリを舞台にした作品でおもしろそうです~

Boutique de l'Opéra

ガルニエ宮のパリオペラ座の方にあるブティックはパンフレット、書籍、CD、DVD以外にも、パリオペラ座グッズみたいなのも売っていて、うまいこと商売しているな・・・などと感心するこのごろです。

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そんな私もけっこうお世話になっています・・・パリオペに最近けっこう貢献しています・・・私。

Dscf6215 Mariage Frères マリアージュ・フレールの紅茶Thé à l'Opéra フルーティーなフレーバーのついた緑茶とオペラ座でとれた蜂蜜などや、以前紹介したショコラなどを買ったことがあります。 

Dscf6214 Miel récolté sur les toits de l'Opéra de Paris (パリオペラ座の屋根で採集された蜂蜜) ちなみにこの小さいビンで15ユーロ!あんまりとれるものではないので・・・まあこの値段なんだろうな。そしてすぐ売れてしまうので見かけたら即買い!ですよ。

パリオペラ座のブティックの入り口もあるので、たとえば公演のチケットもってなくてもこのブティック目当てでも入れます。営業時間はわかりませんが・・・・そして、ここの販売員の人(特に男性の) がそれっぽい人だったりするのでちょっと内心ウケたりします。

Opéra national de Paris Garnier

ほとほとに疲れた週末でしたが、土曜日の5月7日、オペラ座見学が無料で開放される日なので仕事の帰りがけに寄ってみました。

わりと遅めの時間だったので、待つようだったらいいかな・・・と思っていたけど、すんなりと入れました。

バレエを見によく来ているのですが、じっくり見学ってはるか何年前に行ったきりだったので、いい機会でした。

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Img_0192 Img_0189 Img_0191 無料で入れたのに、図書館(博物館)に寄るの忘れた!

MATS EK

パリオペラ座のバレエです。スウェーデン出身のMatsu Ek マッツ・エク の作品の LA MAISON DE BERNARDA と UNE SORTE DE..... の二作品でした。

LA MAISON DE BERNARDA はスペイン人のフェデリコ・ガルシア・ロルカの作品をもとに作られた1978年の作品ですが、かなり衝撃的な作品でした。ちゃんとストーリーがあるのですが、ダンサーがせりふというか何か言葉を発したり、ソロの踊りの部分とか最初に見たときはそういうのなどに驚いたというか・・・それで2回目に見たときは、少しは落ち着いて見られたのですがそれでも細部まで目が離せない・・・

キャスト的には2グループあって、スペイン人のエトワール・ジョゼ・マルティネスが主役のBernarda(夫を亡くした寡婦で、子供たちに8年間の喪を強いているという絶対的な母親の役)を踊るというのを後から知り、彼は来年からスペインの国立バレエ団のディレクターに就任してしまうので、これは見なくては・・・と思って、後から楽日のチケットを買いました。ちょっと見づらい席だったのですが、前とは違う方面から見られて、また違う見方もできてよかったです。観客もジョゼのことをわかっているからか・・・すごい拍手でした。

UNE SORTE DE..... は1997年のわりと新しい作品で、夢の世界の話なのか・・スートーリー的というよりは、カラフルなダンス作品、という感じでした。

実はこの作品は4階の上の席(1回目と2回目)から見たときはいまいちだったのですが、3回目に1階の席で見たときは楽しめました。見る場所にもよって全然違うな・・・と再確認した時でもあります。

Dscf6185 Dscf6188 Dscf6147 Dscf6119 UNE SORTE DE.....はオーケストラピットのところも舞台になって、客席と舞台がとても近かったです!

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ニコラ・ル・リッシュ!!あれ坊主?だよね・・・いつも、ニコニコしていて感じがいいイメージがあります。

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La fille du puisatier

Mini_film5998 La fille du puisatier

監督・出演:Daniel Auteuil
出演: Kad Merad, Sabine Azéma, Jean-Pierre Darroussin

父親に昼食を届ける途中、26歳の戦闘機部隊のパイロット、ジャックと運命の出会いを果たした18歳のパトリシア。月明かりの下、2人は愛を交わす。しかし第2次世界大戦が始まり……。

1940年にマルセル・パニョル(1895-1974)が自作の小説を映画化した同名映画を、俳優ダニエル・オートゥイユが初監督映画としてリメイク。過酷な運命を生きる女性とその父親を描く感動作

個人的にはわりとおもしろかった。時代物のクラシックな感じが。

あとキャストが豪華だ・・・・とダニエル・オートゥイユも主役の父親役で出演だし、カド・メラ、サビーヌ・アゼマ、ジャン・ピエールさんとか。主役の(だと思う)娘Patricia役のAstrid Berges-Frisbey がフレッシュな感じでよかったな・・・というのと、相手Jacques役のNicolas Duvauchelle のまさに、主役の娘が恋に落ちちゃう!みたいな感じが私のつぼでありました。

Et soudain, tout le monde me manque

Mini_film6006 Et soudain, tout le monde me manque

監督:Jennifer Devoldere
出演:Mélanie Laurent, Michel Blanc, Géraldine Nakache

養子を探しているドム、大して好きでもない男と次々に付き合うジュスティン。一方、彼女たちの父親エリは、60歳にして新しい妻のお腹に宿った赤ちゃんの父親になろうとしている。その事実を娘2人に告げるが……。

離婚、再婚、養子など、新しい家族の形態が増加するフランス社会の複雑な事情をユーモアを織り交ぜ描く。メラニー・ロラン、ミッシェル・ブランが親子役で主演

フランス映画です。

相変わらず、細かいところがわかっていなくて最後までいってしまった映画だったような気がします・・・それは流して聞いているのがいけないのかも。

最近よく映画で見る俳優が出ているような・・・そして、メラニー・ロランってこんな顔だったけ・・と思いました。なんか男前だなあ。

Gontran Cherrier

今日は涼しくてよかったです。朝は寒いくらい。

さて、今日の仕事の帰り仕事場からそんなに遠くないところに新しくできたブーランジェリーに行ってみた。日本の雑誌にのっていたのだ。

Dscf6210 Gontran Cherrier というお店です。

22, rue Caulaincourt 75018 Paris

hayakoo の記事

シェフはイケメンぽいです。

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本当はサンドイッチとか食べたかったのだけど、あんまり残っていなくて、これというものがなく、クロワッサンなどもあんまり心惹かれるものでなく、ボストックのようなものを食べました。

一緒に行った、Tさんはフーガスみたいなの。

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ちょっと変わった味のハード系のパンがあって

Dscf6211 赤味噌が使われているセーグルとアブリコとかノワゼットの入ったパンを買ってみました。

カレーが使われているバケットとか誰が買うのだろう・・・

パティスリーのアルノー・ラエールが近いので、甘いものを探しに行き、食べずらさから生ケーキは買えず、なんとなくマカロン購入。

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チョコミントといちごヨーグルトのマカロン。

Gontran Cherrier の隣のカフェで話をして、ストレス解消!

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Roméo et Juliette

バスティーユのオペラ座でパリオペラ座バレエ団の「ロミオとジュリエット」を見てきました。だれもが知っているであろう、シェイクスピアの有名なお話ですね。プロコフィエフの美しい音楽とヌレエフの演出、とても人気のある作品で、私はたまたま日本にいた時に、インターネットでチケットを買えたので、戻ってきてすぐの週に見ることができました。

一番後ろの席と端っこだけど、まあまあ見える感じの席の2回行きました。

キャストは

4月23日

Juliette Dorothée Gilbert

Roméo Josua Hoffalt

Tybalt Yann Saïz

Mercutio Emmanuel Thibault

Benvolio Yannick Bittencourt

Rosaline Laura Hecquet

Pâris Julien Meyzindi

4月26日

Juliette Dorothée Gilbert

Roméo Josua Hoffalt

Tybalt Stéphane Phavorin

Mercutio Emmanuel Thibault→Mathias Heymann

Benvolio Yann Saïz

Rosaline Laura Hecquet

Pâris Bruno Bouché

マチュー様のロミオとか違うキャストでも見たかったのですが・・・キャスト的には同じ感じで、しかしドロテ嬢ののジュリエットはやはりかわいくて、踊りもよかったし、何よりもジョシュアJosua Hoffaltのロミオが素敵でした!(最初の登場シーンから本当に目が離せない)

23日に会場を沸かせていたMercutio役のEmmanuel Thibaultがもらったキャスト表では26日も予定されていたのですが、開演前のアナウンスでMathias Heymannに変更していました。マチアスのファンとしてはうれしいのですが・・・23日のEmmanuel Thibaultの方がよかったような気がしたので微妙。

あと26日のキャピレット婦人が迫力あるな・・・と思っていたら、エトワールのDelphine Moussinが演じていてさすが!と思いました。

色彩とかきれいで、ヌレエフの作品だからか?男性パートが多いような気もしたし、わりと男性的な作品のような気がしました。

第1幕のキャピレット家の舞踏会のシーンからバルコニーの踊りのシーンまでが特によくて、このシーンは目が離せません。1幕とかはおもしろいのですが、2幕、3幕・・・となるとなんとなくうーん・・・と感じてしまうのは、お話上悲劇になっていくので、華やかさがないかか、私の見方が悪いからか・・・

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以前HHKで放送されていた、ルグリ様の「スーパーバレエレッスン」のときの模範演技です。Hervé Moreau と Dorothée Gilbertの踊りです。エルベ・モロー復帰しないかな・・・

Muguet

5月です。

5月1日は la Fête du Travail  で祝日ですが、今年は日曜日なので変な感じ・・・

あと、Muguetすずらん を贈る日でもあって、職場のある通りにたくさんの売っている人たちがいました。出勤時間にはまったく見かけなかったので、仕事の途中で足りなくなったフランボワーズを買いに行った時にはお店のすぐ入り口のところとかにもいて、ちょっとびっくり・・・というかすずらんを贈る日だということをすっかり忘れていました。

今年はすずらんを売っている人たちを、そこらかしらで見かけたような気がするのですが・・・

お店の女性たちにすずらんを贈っていたまめな人がいて・・・私ももらいました。

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pina

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監督:Wim Wenders
出演:Pina Bausch, Regina Advento, Malou Airoudo

ダンスと演劇を融合させた舞台で世界を魅了したダンサー兼振付師のピナ・バウシュ。彼女の舞台や音楽、ダンサーたちの声を通して浮かび上がるピナの世界とは……。

「Les Ailes du désir(ベルリン・天使の詩)」(87)のヴィム・ヴェンダース監督が友人であるピナ・バウシュの世界を撮りたいと長年温めてきたドキュメンタリーが3D映像で実現。ピナ・バウシュ舞踊団所属の瀬山亜津咲も出演。撮影開始2日前にピナが他界し製作が危ぶまれたが、周囲の熱烈な要望により再び立ち上がった満身の一作

最近注目度が俄然高まってきたピナ・バウシュ(というか彼女の作品の・・・)のドキュメンタリー映画でした。3Dでなくても・・・と思ったけど、実際の劇場での作品のシーンとかは奥行きがあってよかったかも。

3Dのメガネが持ち帰られるタイプに変わっていて、そのメガネはわりとかけやすかったです。

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