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2012年10月

Traviata et nous

Traviata_20et_20nous2011年のエクサンプロヴァンスの音楽祭で上演されたヴェルディのオペラ・La traviata(椿姫)の製作ドキュメント。

予告が面白そうだったのと近くの映画館で見れたのでみたのですが、これが(私にとっては)すごいおもしろかった!

主役のヴィオレッタを演じるNatalie Dessay の演技力(作品を作り上げていく段階でも彼女の演技はすごい、と思いました)とJean François Sivadier の熱い演出・・・作品を作り上げていく段階とリハーサル、実際の舞台の様子などが映画の中では映されているのですが、どんな舞台が作られたんだろうと・・・この舞台を見ていない私は、とても興味がわきました。(そして言うまでもなく家に帰ってから、Youtubeとかで見れないかな…と探しました)

オペラはまったく詳しくないので、La traviataが椿姫ということも知らなかった・・・(バレエの方は知っているのですが)それにNatalie Dessay もすごい有名。

George Balanchine

パリオペラ座バレエ ジョージ・バランシンの3作品

SÉRÉNADE

チャイコフスキーの弦楽セレナーデに合わせた美しい舞台でストーリーは特にないのだけど、チャイコフスキーの美しい曲と青を基調とした衣装でうっとり素敵なバレエでした。Florian Magnent君の王子様ぷりにけっこう見とれていました。Hervé Moreauのグループも見れて良かった・・・

AGON

ストラヴィンスキーの独特の音楽、衣装もシンプル、これまた違う作品。

Le Fils prodigue 

これはストーリーがあるバレエでした。バレエ・リュスみたい・・・と思ったのですが、バランシンがバレエ・リュスに参加していた時代の作品なのですね。衣装と装置が画家のルオーだそうで、かなり独特。 今までEmmanuel Thibault が主役を踊るのって見たことなかったので配役を見たとき少しびっくり。でも良かったと思います。

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Skyfall

Skyfall今日の仕事は夜番、007シリーズSKYFALLが今日から公開!ということで朝一で見に行ってきた。平日の朝一だったけど、けっこう混んでいました。

007というよりもダニエル・クレイブが見たかったのですけどね…私は。

ベン・ウィショーが個人的には・・・つぼ。

ひさしぶりにエルメ

Dscf9933モンブラン

エルメのモンブランを食べたことなかったような気がする・・・中に酸味のあるクリームがあって、それのおかげでさっぱり食べられるような気がする・・・今の仕事になって、甘いものでもさっぱりと食べれる・・・というようなことを少し考えました。私は極甘でも全然大丈夫なのですが!

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ババ(シトロン)

今エルメではシトロンのシリーズのものを出しています。生地の部分だけ食べるとけっこう甘いのですが、クリームと食べると意外とそんなこともなくおいしく食べれます。クリームこんもりでくどそうですが・・・

「Baba」と表記してあっても、なぜかサヴァランください・・・と頼んでしまうのですが、こういう形だとサヴァランというイメージがあるからでしょうか?

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マカロンも。カルトブルーの支払下限額に達しなくて、マカロン一つ追加したら二つ入っていた。まちがい?サービス?ともかくラッキー。違う種類なのだけど、かぶっていて印象は同じような味だな・・・


栗!!

先日スーパーで何気に買ってみた栗Chataigneで渋皮煮を作ってみたら、まあまあおいしくできたので、またつくろうとマルシェのBioの八百屋で買ってみた栗。フランスの栗は日本のより小粒な気がする。

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Bio(オーガニック)の栗ってどういうことなのでしょうね・・・栽培しているのじゃなくて、自然になっているのとか?ちなみにBioの栗は倍くらいのお値段だったような・・

これは鮮度がいいからなのか、Bioだからなのかはわかりませんが、皮がむきやすくて、むいたあともきれい!あくぬきするために何度か湯でこぼしをした後は白っぽい(というのか・・・)なんかきれいでした。

味はいっしょというか・・・砂糖は白いのより茶色いほうがコクがでるきがする・・・

これで朝食のケークとか作ろうとか楽しみですが、朝食というか食べたくなって作ったチーズケーキがまさかの焼きあがり後の落下・・・スタバとかマレのカップケーキ屋さん(チーズケーキも売っている)に行け、ということなのでしょうか・・・それにしてもニューヨークタイプというのでしょうかね、あの手のタイプの濃いチーズケーキが食べたいな・・

以前のCoingはジュレとかパート・ド・フリュイに加工されました。

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これは固まるかけっこうドキドキした・・・

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秋の味覚。きのこのおこわ。もち米うまし。

Le Malongo Café

映画Realityが近くの映画館では2週間で上映が終わってしまっていたので、Odeonの方の映画館に見に行ったのですが、せっかくなのでリニューアルしたMalongo(コーヒー豆のメーカー)のカフェに寄ってみた。

以前も豆とかお茶とか買えて、セルフ形式でカフェを飲めたりもしていて、そんなに混んでいないし、気軽にお茶できて時々来ていたのですが、気がついたら工事をしていて、新しくなったお店は豆にこだわった感じの販売(少しお高いけど生豆をその場で焙煎する機械なんかが導入されていた)とエスプレッソだけじゃなくて、ドリップとかフレンチプレス、サイフォン!などでいれたコーヒーが味わえるようになっていて、コーヒー好きにはちょっといい感じです。日本のコーヒー専門店ぽい、というか参考にしたのだろうなあ。ちなみにドリップは日本のメーカーHarioの三角錐ドリップ、サイフォンも同じHarioのを使っている模様。

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ちなみに今回は水だしコーヒーを温めて提供しているものにしてみました。これは濃くもあるけどさっぱりしていて飲みやすかった。これもHarioの道具を使っているのか・・・?

ドリップもサイフォンも気になるので、また来たい。

Le Malongo Café 50 rue Saint André des Arts 75006 PARIS すばらしいことにここは日曜日も営業しています

コーヒーの後は前の週に行ったL'avant comptoirのテイクアウトの窓口でガレットを購入してみた。こちらも気になっていたので・・・

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鶏肉とサラダ(ロケット)。けっこう具だくさんでびっくり。甘い系のクレープ・ゴーフルとかもあるので、おなかすいてちょっと食べたいときとかいいかも。

Reality

Reality今年のカンヌ映画祭でグランプリを受賞したMatteo Garrone 監督の映画。

テレビのリアリティ番組(視聴者参加番組というの?確かフランスでも似たような番組やってた)にのまれていってしまう普通の一般人(ナポリの暮らしてはいけるけどそんなに裕福ではない子持ちの男性)のお話でした。

コメディぽいけど、なんか悲しかったな・・・

映画の色彩がよかった。

Elle s'appelle Ruby

Elle_20s_27appelle_20rubyRuby Sparks

スランプの小説家がカウンセラーのすすめによって、夢に出てきた理想の恋人の小説を書いていたら、その恋人が実際に実現するようになって・・・というお話。

監督が「リトル・ミスサンシャイン」のジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファリス、主演の小説家にポール・ダノ(彼も「リトル・ミスサンシャイン」に出ていたけど、個人的には「Good Hert」という映画がよかった)恋人のRubyにゾーイ・カザン(彼女は脚本も手がけている)。ちなみにポール・ダノとゾーイ・カザンは恋人同士らしい。

おしゃれな感じとか「500日のサマー」をちょっと彷彿させる映画だったけど、理想の彼女(しかも自分の思い通りにできる)だけどやはり恋人同士そうは簡単にいかないところとか、小説家の彼氏のちょっと自己中なところが最後のクライマックスなところとかあって・・ちょっと違うかも。

予告を見たときはさわやか恋愛もの・・・と思ったのですが、架空の理想の恋人が出てきちゃうという、ちょっとファンタジーな展開に見ててすこしびっくりしました・・・

Les Saveurs du palais

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実はずいぶん前にみていたのですが。

フランス大統領に自分と家族、プライベートの人たちに家庭的な料理を作ってほしいとスカウトされた女性料理人の話なのですが、ミッテラン大統領時代の実話がもととか。

Catherine Frotカトリーヌ・フロ(私はこの女優さんはコメディ・・という印象がある)演じる料理人がこの素材がいい、とけっこうこだわっているところとか・・・いいなあ、と思ったりもしましたが、やはり経理的にはいろいろ高くついたりして大変だったり、もともといる料理人たち(エリゼ宮だけあって公式な行事などもあってそのためのセントラルな場所があり、シェフとかはたぶんMOFとか・・・みたいな)との確執・嫉妬(どこの世界にでもある派閥みたいなものですかね・・・)とかあって、いろいろ大変で最後にはそういうことに疲れてやめてしまうのですが、なんというかそういうのはやはりめんどくさい世界だな・・・と思います。

料理はやはり食べて喜んでくれる方がいてこそ!ですね。

L'Avant-Comptoir

友あり遠方より来る 第2弾

ワインバーに行きたい模様ですが、日曜日に営業しているところなんてよく知らないので・・・

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タパスみたいなお料理(小皿のおつまみというべきか・・)がおいしいけど味付け濃いので飲み物(必然的にワイン・・・)が欲しくなります。

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ここも混んでいた・・・無理やり奥の方に行ったら、アメリカからの旅行者のアジア系ぽい女の子2人組が親切にここにいなよ、とスペースを少し譲ってくれた。英語がネイティブってうらやましい。

Café de Flore

友あり遠方より来る・・・ということで

サンジェルマンの老舗カフェでお茶してきました。

Dscf9905混んでた・・・

けっこう高い。こういうものなんでしょうね・・・ツーリスト+界隈のけっこうお金持った人々

カフェ・クレームを頼んだら、こういううふうに別々にサービスしてくれるのはいいと思います。

Like Someone In Love

20244216_jpgr_160_240b_1_d6d6d6f_jpアッバス・キアロスタミ監督の日本語の映画。前作よりは登場人物の関係性はわかったけど、人とどうしの関係みたいなのがおもしろいなあ・・・と思った。見方によっては普通の話・・・という気もするけど。

俳優さんが素な感じがした。

Ladurée Madeleine

新しい職場に変わって毎日のように前を通り過ぎる、マドレーヌのラデュレ。

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日曜日の仕事後、お茶をすることになる、開いているところがなさそうだったので、安直にここで待ち合わせをしてお茶をしました。入るまでに並んだけどね…

ショコラショーを頼んでみたけど、こんな味だったけ?

日曜日は19hまでらしいのですが、19h過ぎてもお客さんを追い出すようなことはさすがにしないみたいです。

日仏戦

昨晩サッカーの親善試合。

私のまわりの人たちで応援に行く、という人たちもけっこういたのですが、私は基本金曜夜は仕事なので無理、と思っていたら、今週は木曜日に臨時出勤したので金曜日が休みとなったのでTF1でのテレビ中継見ていました。

たぶん来週スペイン戦(ワールドカップの予選?)があるため、それが話題のエキップフランス、フランス側から見て格下扱いの日本でしたが・・・日本勝利!前半はかなり押されていて、私も斜め見・・・後半はけっこう攻撃の場面もあり、真剣に見ました。

Dscf9896日本は2001年ぶりのスタッドフランス(フランスの国立競技場みたいなの)だそうです。

Do Not Disturb

Do_20not_20disturbYvan Attalが主演もしている監督作品。

Yvan Attal演じる主人公Ben(妻役がLaëtitia  Casta!)の所にボザール時代からのFrançois Cluzet演ずる親友Jeffがやってきて、なぜかその二人でポルノ映画(アート映画?)をとることになってしまい・・・というだれもが体を張っている映画でした。彼の妻Charlotte Gainsbourg も出演しているのですが、彼女もある意味体はっていたな…

Pauline détective

Pauline_20detective彼氏に振られてふてくされているところに、妹(姉?)夫婦に無理やり連れて行かれたバカンス先(イタリア)で、事件が起きた・・・とかなり勝手に想像して探偵みたいなことをしてしまうというお話でした。結局は事件解決したりしてしまうのですが。

主人公にSandrine Kiberlain。彼女の映画はわりとよく見るのですが、けっこうそばかすだらけなのとか、フランスはバカンス先でけっこう日焼け(それでそばかすとかできる)するのがステイタスって聞くから、それがいいのか・・・とどうでもいいことをよく思います。妹役のAudrey LamyはM6の「Scènes de ménage」という4組の夫婦のコメディードラマに出ていてそのおばかカップルぶりに役者ってすごいな・・・といつも思う。

pourboire

1週間ぐらい風邪気味・・・・パリは雨ばかりでぱっとしない天気です。

ところでチップをもらった。1ヶ月くらい前に変わった私の職場はレストランですが・・・ホテル(大きいチェーンの)で、会社という感じがしていたので、お客さんからのチップが分けられるシステムがあるとは思っていなかったので意外な感じがした。もらった時「何これ?」と聞いてしまった。

額は少量なのですが、思わぬ臨時収入~という感じ。

そして、たぶん人生初のチップ。

Nuit blanch

最近忙しいような・・・
仕事は忙しいので、仕事後はぐったりで、Nuit Blanchだったけど、どこかに寄る気力はなく、職場近くのコンコルドのオベリスクがなんかアート的にライトアップされているのを見て帰りました

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あんまり天気が良くないのが残念。

Le Magasin des suicides

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パトリス・ルコント監督(ただしアニメーション)

ブラックだな・・・と思いつつ、最後はいい感じ・・・かな?

ミュージカル調なのですが、歌のシーンだとフランス語が聞き取りづらくて困りました。

Vous n'avez encore rien vu

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アラン・レネ監督作品。

出演者が豪華だったな・・・(顔は知っているけど、名前が・・・という方々もだけど)

この予告からだと、ストーリーが想像できない。

The We and The I

The_20we_20and_20the_20iミシェル・ゴンドリー監督作品。

NYブロンクスの高校生の下校(夏休みが次から始まるという日)のバスの中がほぼ舞台の映画。かなりやりたい放題の高校生たちで、こんな通学やだな・・・と私だったら思う。といっても、礼儀もなにもない子供たちもいれば、そんな彼らに絡まれてしまうタイプの子たちもいるのだけど。

バスに乗っている間に、仲良かったと思ったら喧嘩して、また仲直りして・・・みたいな、彼らの人間関係みたいなのに圧倒される。

ポスターを見た感じだと、感動青春もの~って感じがしたのだけど・・

ドキュメンタリーぽくかんじたけど、フィクションなんでしょうね。

Monsieur Lazhar

Monsieur_20lazhar
フランス語のカナダ映画。日本ではぼくたちのムッシュー・ラザールというタイトルで公開されています。

カナダ・モントリオールの小学校で、担任教師の突然の死に動揺する生徒たちと、その後任となった一風変わった教員との交流を描いた人間ドラマ、とのこと。

最近カナダのフランス語の映画を見る機会があるけど、映画によってはアクサンがあったりして、わかりづらい(聞き取りづらい)ことがあるな・・

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