Royal affair
イギリスからデンマークに嫁いだカロリーネ女王とその夫クリスチャン7世、彼の主治医のドイツ人医師ストルーエンセ。カロリーネ女王とストルーエンセのスキャンダルというデンマーク王室の史実をもとに作られたフィクション。
映画を見た後に、実際の歴史はどうなんだろう・・・と気になってしまって少し調べたのに比べて、カロリーネ女王とストルーエンセは禁じられた恋・悲劇の主人公的にドラマチックに描かれていた。
クリスチャン7世が奇行のある王だったらしく、彼を演じていたミケル・フォルスガードがベルリン映画祭で最優秀男優賞、ストルーエンセ演じたマッツ・ミケルセンはどこかで見たことあるな・・・と思ったら、違う映画(未見)だけど今年のカンヌで主演男優賞。カロリーネ女王を演じたマリシア・ヴィガンダーがまだ若さもあるけど美しくて魅力的な女優さんでした。
時代はフランス革命の20年くらい前で、ストルーエンセが啓蒙主義的な改革をしていくところとかカロリーネ女王がそういう主義に心惹かれていくところとか、ストルーエンセとカロリーネ女王のスキャンダルを武器に自分の子をもりたてたい皇太后(クリスチャン7世とは継母)が暗躍する王室の主権争いみたいのも関わってきたりして、史実とはちがうかもしれないけど・・・みてるこっちはハラハラドキドキでした。よくできた脚本。ベルバラ的な衣装も素敵でした!
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